2010.8/16_岡山・山陰旅(3)道の駅「久米の里」Zガンダム
さきの廃墟探訪「津山プラザホテル」の後。津山から車で181号線を電車3〜4駅分ほど進むと、「道の駅 久米の里」が現れる。
そこには、かの有名な史上最高のニュータイプ能力者が乗った「Zガンダム」が安置されているというのです。
あの人最後は発狂してたけど。嫌いではなかったなカミーユ。
本来のZガンダムは、全高 19.85m、頭頂高 19.85m(一部資料では18.7m) となっています。巨大な代物です。お台場の実寸ガンダムを見ていなかったので、実寸規模を体感的には把握していませんが、こちらのZガンダムは個人が一人で手作りしたもので、全高7mです。1/3弱ですがそれでも十分大きかったです。
詳しくはこちら、「道の駅 久米の里」のHPから、製作者である中元正一さんの項目へ。
http://www.michinoeki-kumenosato.com/mobiru.html
コンセプトが「平和のため」や「人が乗って操縦できる」であるため、原状のサイズと装備になったというくだりが面白いです。
車のガラス越しに撮ったので色がおかしいです。
道の駅へ入ろうとハンドルを切った時点で何かが見えている。
肩!
出たよ。
シロッコのジ・Oをぶち破った例の機体ですよ。
※作者のコメントからすると、正式にはZガンダムではないっぽい。
「これはZガンダムの形をした二足歩行型有人汎用機であり、」おおマジでか。
そうなんですか。うへえ。
作者が言うなら…。
「Zガンダム」の説明書き。
説明のようで説明になっていないような。
富野由悠季と藤田一己スゲーっていうこと以外分からん。
当然、町おこし・観光産業の目玉となるのは必然的な流れであり、
名称が「Zガンダム」ではなく、「久米の里ガンダム」なんですね。
ガンダムの地方自治体版みたいや。
この小ぶりなZガンダムの最大の特徴は、人が乗って動くことができる点です。コックピットから手動操縦し、二足歩行で動くという。「毎日の仕事の合間に制作」ってここまで出来るもんなのか。凄い。
・・・が、現状では支持棒で固定されているのと、1999年12月完成以来、二足歩行させ続けるためのメンテナンスというのはされていない状態にあるようで、標本状態である。
奇遇にも、2000年9月に道の駅久米の里へ運ばれる以前の姿を特集したサイトを発見。
Link<span style="font-weight:bold;">「ぼちぼちいこかデジタル」様</span>http://bitter.swee.to/gundam.html
これは貴重な資料です。
車で走っていてZガンダムの頭部が民家の奥に見えたらびっくりしますよ。
むしろそっちの方が良かったな・・・。
配線といい、シリンダーといい、明らかに可動を目指している。
このまま錆付いてゆくのは惜しいが・・・。
制作に関する説明板。
7年かけて作ったのか。子供一人育てるようなものか。
独力というのが凄まじい。別に誰かに依頼されたわけでもなく、調べてみるに、熱烈なガンダムファンというわけでもないらしい。ひえー。
堂々たるもの。
胸がでかい。脛や膝あたりのスカート部がでかい。顔が小さい!
ほんとスタイルいいよなーガンダムは。
まあ顔は視覚効果に過ぎん!っていうことなのか。
これだけでは大きさが分からないので、広角側で撮ってみましょう。
左側、看板との間に人が立っているので、何となくスケールが分かっていただけるかと。
立派な格納庫だが天井がかなり鬱陶しい。
首から上が陰になってしまうではないか。ううん。
ではまた寄ってみましょう。
地域防衛者。
平和目的で建造されてはるからたぶん丸腰でしょうね。
スタイルいいな。
ツーリングの人など観光客らが観に来ていた。
道の駅だから、立ち止ったついでにこれを見たのか。
もう全国的にも名が知れているからピンポイントで狙ってくる人もいるだろう。
では、ごきげんよう〜。
津山〜島根の旅はまだまだ続く。