nekoSLASH_記録編(日常・登山)

『nekoSLASH』分家。日常、登山、廃墟、珍スポットの記録集。

【酒】2010.7/9_JOJOの奇妙なBAR「ヘブンズドアー」

【酒】2010.7/9_JOJOの奇妙なBAR「ヘブンズドアー」

JOJOの奇妙なBAR「ヘブンズドアー」に行くという妙案が浮上し、金曜の晩に行ってまいりました。
仕事が終わってからすごいニヤニヤしていましたよ。
スタァァァア フィンガァア!!!  
脳内で対戦版がリプレイされたりしてドーパミン豊富でした。
ニヤニヤ。

 


JOJOの奇妙なBAR」とは何かと言いますと、
言わずと知れた荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険」をそのまま引用したバーです。
H22.3月オープン。


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ジョジョの奇妙なBAR ヘブンズ・ドアー】

〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通2−12−20
セゾンコートビルB1
(三宮ドンキホーテを北に少しあがった所)

tel 078-321-1551

営業時間:18:00〜翌2:00

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版権元に使用料を支払う形で、「ジョジョ」に登場するキャラやスタンド、技名など固有名詞をメニュー名としたり、関連グッズを店内にちりばめています。


場所は三宮。生田神社を越えてホテルモントレの裏側に回った路地にあります。
駅から10分もしないので行きやすい。


いかんせんJOJOとあっては組むメンバーを厳選したくなるのが人の常です。人的資源こそ贅沢に。というわけで私が知る生粋のジョジョラーである、大学時代の学部の後輩;かいじゃー嬢とメッツォ嬢に声をかけて3人で挑みます。

彼女らのポテンシャルはいわずと知れたものがあり、かいじゃーはブチャラティのぱっつんおかっぱ前髪への過度の傾倒が顕著であり、日常会話でリサリサがどうのマンモーニがどうのとわあわあ言っても全て打ち返してくる強者。メッツォは原作はもとよりOVA、格ゲーからSFCRPG版から全て網羅しており恐ろしい守備範囲を誇ります。かくいう私も1〜5部までなら全方向から対応可、加えてだいたいのゲエムなら動画で網羅済み。

 

さて私とかいじゃーが先に合流し、業務終了後の売りでハッパかけられているメッツォは合流できるかどうか不明のため、とにかく店へ行くことに。三宮なんか数カ月に一回来る程度なので不慣れもいいところです。タクシーロータリーで出会えるまで混乱。通称「オッパイ公園」地味すぎて意外とわかんねーぞ。無事に到着。


飲食店の複数入った雑居ビルの看板に目を通していると・・・


http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20100709/20100709195328.jpg
これや(/・o・)
明らかに異なる気配を放っています。
酒が飲みたいだけの人は逆に入らないであろう切り口で良い。


「人間をやめてしまった方」 → ストレイツォ容赦せん!/このきたならしい阿呆がぁーーッ!!
「爪が伸びるのが異常に早い方」 → おまえの首を絞めさせてくれと打ち明けるんだ・・・。
「波紋呼吸法を習得した方」 → パ ウ ッ
ギャングスターに憧れている方」 → あなた・・・「覚悟して来てる」人ですよね・・・


( ・障モ・)b だいたいOKです。
なんでも来いって感じ。


階段を下りていくと壁一面に張られた原作コピーのカラーミックス版が

http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20100709/20100709195359.jpg


楽しい。
承り太郎こと膝太郎。
たまらん。


http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20100709/20100709195416.jpg
エッジの効いた色の塗り方、切り取り方をしていて、まあ歩いててしょうみ楽しいわけです。
飲んで帰るときにもまた楽しいわけです。
URYYYYY.


入店してまず、


( ゚〜゚ ) 満席。

 

「今日は予約がいっぱいなんですよ・・・」

 


・・・。

 

どうしよう・・・。

 

バーに行くのに「予約」っていう概念がなかった。
不覚。
ジョジョラーが二軒目三軒目でここに来ると思ったら大間違いでした。一軒目からここに来ます。
やれやれだぜ・・・。
金曜の午後七時半とか、そりゃそうか。いやいやいや・・・


しかし、

 

しばらく後ろの椅子で待ってたら、客が帰った!
幸運!


カウンター席と、4人テーブルがひとつ。2人テーブルが2つほど。
けっこう小さい。

 


メニューがオインゴ・ボインゴ兄弟。
予知能力に身を委ねましょう。
毒入りの紅茶を飲んでしまいました。ゴク!」


(関連項目)オインゴボインゴ兄弟をよく知るために。
http://annex.s-manga.net/oingo/



mixiのコミュもあるということです。
さっそく入ってしまいました。
JOJO好きですんませんって感じ・・・。

 

酒名はすべて登場キャラ、スタンド名、技名、アイテムなどにちなんでいます。
酒の強さなどがステータス表示されています。



ブレましたが2部より「エイジアの赤石」。
まずまずの強さだったような気がします。
味を忘れました。
リサリサ・・・。



これは6部?「緑色の赤ちゃん」。
6部は徐倫と承太郎がドロドロに溶かされるところまでしか読んでません。
これも味を忘れました。
ディスクに乗ってやってきました。
誰の抜き取られた分でしょう。今頃植物状態かも。

 

こじんまりとした店内で、バーテン二人が「乾杯はURRRYYY!でお願いします」とか、客の帰り際に「アリーベ・デルチ!」を発する。で、その場にいる客も、そういうノリを共有している人種なので、何かしら打てば返してくるといった風情で、常連さんなどはちょこちょこ絡んできてくれる。楽しい。


バーカウンターにやたらJOJO系おもちゃが多いのが特徴。



人の髪をむしり、人の顔に屁をする下品な犬。
コーヒー味のガムに突進してくる犬。
しかし可愛い。可愛いぞッッ!!!
くうん。
鳥つれてきて戦わせたい。
「足をちょん
     切られてしまった・・・」

 


アホほど凛々しい時計。
アバッキオさんのムーディブルースがこんなに筋骨隆々とは。
額にデジタル液晶表示で時計が出ます。
これに殴られたら思わずグラッツェ!て言いそう。

 

証券とか何か難しいものを売ってるメッツォさんは定時終了後も売りを出さないといけないみたいで、なかなか来れないが、なんか無理やりにでも来る勢いのメール。凄い。社会人というのは日頃「メメタァ!」「フヒィイイン」「パウッ!」とか言ってワインを口から吹いたりしてもやることはちゃんとやる生き物なのである。逆に言えば、やることさえやっていれば「ボラボラボラボラボラボラ!!!!」と喚いていても一向に構わないのである。そこが学生との大きな違いである。どっちかって言うと今の状況の方が私は楽だ。うん。

 


かいじゃーが「セックス・ピストルズ」をオーダー。
→No.4が欠番で6体出てきた。


指を差してる「No.5」は泣き虫で甘ったれ。


二人で分けてズキュゥゥゥンしました。
数は多いがその分一体あたりの攻撃力が低いので十分飲み干せます。

 


ウェザーリポート。
かたつむり効果ということで、一緒についてきました。
粋だ。



こんなことばっかりして遊んでました。
余談ですがリコーGR Dシリーズはマクロ機能が優れていて、数cmの駆け引きでもきっちり応えてくれる。
店内はかなり暗めで、普通に撮影してもうまく撮れない状況です。
にゅー。


http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20100709/20100709204738.jpg
厨房とカウンターの間仕切の壁には、ハイウェイスターの足が。
ズキュンズキュンズキュン
養分吸われる! 時速60kmより下げたら追いつかれる!


( ゚〜゚ )ハァハァ。


メッツォさん9時頃に合流。
なんとかなったみたいで、これでまあ心おぎなくジョジョ話ができるわけです。
あれやこれや言いながら、

 



花京院典明
隣にももう一人花京院が立ってますが、そっちはバーテンが顔を落として紛失したため、現在も首から上がありません。
ゾンビー!


http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20100709/20100709220709.jpg
店内のようす。
内装代わりに単行本。

謎のキラークィーンフィギュアの箱が気になる。



後ろの壁もこのように単行本連打。
つまり初心者でもその都度レクチャー受けたり名フレーズの確認ができるという素敵仕様で、
一人で来ても酒飲んでダラダラ読んでいられるわけですね。
ジョジョカフェとかあってもいいかもしれん。


http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20100709/20100709220753.jpg
反対側から。
余談ですが一番好きな順に、
第5部(ギャング編)→第2部(カーズ様)→第3部(DIO様)→第4部(吉良)→第1部(パウッ!)。
言うても、好きな順位というだけで、実際はどれも非常に好きです。
第6部は全然読めてないのとSBRも手つかずです、
早く先に進みたい。。。



掌に乗りきらぬ大型玩具。
この「ザ・フール」は動脈と静脈が絡んでるようなデザインでなんか違和感がある。
もっと砂っぽい色の印象があったのだが、
とりあえず転がして遊ぶ。ガガー。


http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20100709/20100709221001.jpg
向かって正面。カウンター越しに。
仮面めっちゃあるwww
どんどん吸血鬼増やしましょう。ゲス野郎の夜。

 

たまらなかったのが、
これ、

http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20100709/20100709213615.jpg
うわああああああ
マンモーニ
ペッシ、ペッシ、ペッシよぉ〜。


このグラスめっちゃ欲しい(><)


「ブッ殺す!」と気軽に口にして兄貴に窘められちゃう段階のペッシ。
いいコンビでした。兄貴、愛情の足蹴。
後に覚醒して凶悪化するのも良かった…ほんまええ二人やった。


http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20100709/20100709213630.jpg
裏がこれ。


(><)たまらん。


グレイトフルデッドの凶悪さ、自ら老人に化けて「ただしお前がだミスタ」の不意打ち、走行中の列車から振り落とされても足回りにしがみついて「グレイトフル・・・デッド・・・」。この兄貴のインパクトは超絶なものがありました。私の中で異彩を放っています。合掌。


どっかで売ってへんかなあ(・_;)


あと、トイレも凝っています。

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無事に用を足せるかどうか。
J・ガイルのハングドマンぐらいは出てきてもおかしくない。



ゴゴゴです。

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禁止事項ワロタwww
便座上でポージングは危険。


そして便所と言えば・・・


全員「礼」だッッ!!!


ポルポの隠し財産6億円。
公衆便所と白い男性用小便器を見るたびにブチャラティのジッパーしか思いつきません。
うむ本物じゃ。
このネックレスだけでブルガリとかの宝石店は7〜8千万で買うじゃろう。

 


そして出ようとしたらコレ。
エ・・・エシディシ様・・・!


あ・・・あんまりだァ〜〜〜
ウヒイイイイイ


よくわかってらっしゃる( ー_ー)。。。

 

便所でさんざん楽しんだりしつつ。

 


「矢」に射されて溶ける瞬間のチャリオッツ。
恩恵にあずかりたくて思わず「矢」を取り出し、手とか胸をガシガシ。
なんか出ないもんか。
まあ常人が射抜かれたら死にますけど。危ない。


この店には「矢」が何本もあって、



ライターを再点火したら出てくる子もクワアアアアしてます。
ブラックサバス。
日没以降だったら手に負えない奴。無敵ではなかろうか。波紋使いを呼んでこないと・・・。
思わず他の客に解説してしまう始末。
(*_*)”私もたいがいなアレですんませんって感じ。

 


この店の最大のウリとも言える、壁ブチャ。
信念の無いものやゲスな奴ら、吐き気を催す邪悪どもはアリアリアリーされます。


しかしここが丁度照明の最も当たってない場所で、普通に撮るのは困難困難ッッ!
試練というやつです。
スタンド能力を発現させて全力で挑みましょう。地味に難しいです。


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「肉の芽」を頼んだらウリィでした。
恐がらなくてもいいじゃないか―友達になろう。
・・・けっこう太い。。。
DIO様が死んだから暴走してふくれあがったのかもしれん。

 

一番可愛かったのが、


これ欲しいなあ・・・
これ可愛いわあ・・・。



フールにはぐはぐされる承太郎。
あかん!
可愛いって!
これはあかん!

 

(*_*)あかんあかん、
承り太郎かわいい。
ほしい・・・。

 

そんなこんなでした。
その間も店内は客が入れ替わり立ち替わりで、楽しかったです。

 


お帰りもドドドドドです。
堪能しました。
身近にけっこう隠れジョジョ好きがいるもので、「一度は行ってみたい」という声も聞くので、また再来することになるです。

 

1人、2人なら飛び入りで大丈夫かと思いますが、
3人以上で週末、連休などになると予約が無難ですね。
あと、酒と料理については、味はごく普通です。
特殊かつ極上に旨いとかではないんで、場のノリとか雰囲気を楽しみ、ここぞとばかりにサブカル話に花を咲かしましょう。

 

隣で飲んでたおっちゃんが普通のビール頼むだけで「ゴールド・エクスペリエンスひとつ!」て連呼してた。
いやそれビールやん! 普通の!
そういう場です。


(/・o・) あと、特典があります。

 

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スタンプカードがもらえて、


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飲んだジョジョ系カクテルの種類分だけスタンプを押してくれる。
グループで行けば、全員が飲んだ分を押してくれてかなり有利。
コンプリートすると日本酒『だが断る』がもらえるという、



岸辺露伴先生のアレですよ。


日本酒好きとしては、味が気になる・・・。
辛口なんでしょうねきっと。

 

以上、
それでは皆様、
アリーベ 

 デルチ(さよならだ)!