nekoSLASH_記録編(日常・登山)

『nekoSLASH』分家。日常、登山、廃墟、珍スポットの記録集。

2010.12.26 太陽の塔(ライトアップ)

2010.12.26 太陽の塔ライトアップ


( ー_ー)ノ はい。


大阪モノレール万博公園前」駅を降りると早速、普段ならひっそり闇に溶け込むはずの太陽の塔


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光ってゐます。

 


( >_<)惚れた。

 

ここ近年、12月の半ばから太陽の塔がライトアップされているとのことで、


塔の周りを飛ぶ霊魂。
今宵の塔は気合いが違いますな。


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ああしんどい。
三脚の使用はまだ数回目で全然覚束ない。


EOS 5D Mark IIの照準がけっこう厳しく、画面の上部に合わせようとするとフォーカス点が足りず、任意の場所にピントを寄せるのに非常に苦労する。
未熟ですんません。


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モノレール付き。


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背後から目を光らせております。

普段なら17時で閉園、追い出されるのに、ライトアップ時は21時半まで。
ひどく寒い日だったのにも関わらず多数の来客がありました。


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改札から ( /・o ・)コンバンハー。


正面入口からストレートに顔が見える時点でテンションだだ上がりです。
いきなりクライマックス。


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19時前。みんなテンション高いです。
記念撮影が入り乱れているので三脚がなかなか立てられません。
ガチバトルしたいーはやく戦いたいー。


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太陽の塔

霊魂飛びまくってます。
死後の世界か( >_<) まあこんな涅槃だったら嬉しいけど。


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(ΘзΘ)

ちょっと不機嫌そうなзの口が可愛い。

いつ会いに来ても素晴らしいが、夜は格別である。ときめきます。
こういう嫁がいい、という訳ではないが、この良さを分かってくれる嫁がいいなあ、と思います。
うへえ。


三脚の効果は恐ろしいものがあり、なんと、ISO感度100でもちゃんと撮れるんです。(あたりまえや)
今までISO感度3200とか5000に引き上げた上に、測光を単点に絞ってぎりぎりかつかつのf値で手持ち撮影していたのがアホらしくなります。勿論、レリーズも使っています。しかしこれはすごい。数秒間、カメラを揺らさないように極寒の中じーっと立っていなければならず、動くのをやめた体からは次々に体温が奪われてゆき、指先はきんきんに冷え固まっていますが、テンションだけは昇り龍なのでどうしようもありません。


しかし普通に撮っているだけというのも、つまらん。せっかく神(塔)を相手に胸を借りているのだから、むちゃくちゃをしても許されるのではないか。もっとこう、魔力増大でぶわあああっと、ぶわああああっと。


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ぶわああああ。
うごごごご。


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ぐごごごご。


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ぶあああああ。
思ったが上向きの両手のせいでクリオネっぽく見える。


学生時代にもっと太陽の塔と向き合っていたらよかった( ・_ ;)
ヒマやったくせに。。。

なんか家庭を持った後に「わたし、もっといろんな恋愛しとけばよかったな・・・」とさびしげに独りごちる、そんな口ぶりです。
関西に住んでて良かったと思うこと上位5番以内に常時ランクインされます、太陽の塔があること。


広角ばかりで撮ると、景色としてのバランスは良いが各部の迫力は出ないというジレンマに襲われます。
50mm、85mmを適宜つけかえますが・・・


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首の肉の生々しさがヤバいです。
生き物と遜色ありません。
こんな生命体に勝てる自信ないです。


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目をキラーンさせ眼下の人間どもを見守るの図。


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木々の間で渋く息づいているの図。


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胴体。
梵字のようなボディデザインがまたかっこいい。



こっち見てる希ガス


たいがい寒いです。むちゃくちゃ冷えた夜でした。
カメラの操作が面倒になるという理由で手袋を外していたんですがヤバかったです。感覚なくなる。


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新幹線0系の横顔に通じる雰囲気があると思うのです。何か未来志向のゆるやかな曲線を用いたフォルムで、しかも白いから?
側面の赤いラインが深い青色だったらそのまんま0系神ですよ!


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太陽の塔・闇の側。
「過去」の顔だということですが、どちらかというと時空的な意味合いより、陰陽的に、太陽の放った「光」と対になる「影」「闇」の体現のように感じます。入場口の位置からも、いつも訪れるときには「あ、そういえば裏にも顔があったっけ…」となるので。


また、きりっとしたきつい目と、ちゅっとした小さな口元は、流麗な女性のようでもあります。


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暗いので綺麗に撮るのが大変。
影ですから。
やはり表・光の顔ほどうまく撮れない。どうしようか。今後の課題です。。。


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当時の評判はさておき、このデザインは美しいと言わざるを得ません。
肌の質感といい、ただの建造物ではない。
(´ε` ) 神。



表の顔面は直径20m、FRP成形(繊維強化プラスティック)にて出来ているとの情報。
制作当時、素材選びに苦心した話をどこかで読みました。
経年してもヒビ割れたりせず、しかしこの複雑怪奇な何とも言えない表情を作り出せる塑性をと。


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えらいのは、どこを切り取っても絵になるということ。
優れた映画や音楽でもそうですが。
ベストアングルというものが無いのではないか。どこをどう見ても、天候や時間帯や明るさで、新たなベストが次々に見出される。
すごいことです。
とかいいながら一人でクソ悦んでました。
(´ε`@)たまらん。。。


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威容。
幼稚園児ぐらいからずっと憧れと畏怖の存在でしたよ。
こんなに近くでじっくりと対話できる夜を迎えられて嬉しい。


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てーん。


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ててーん。


闇の顔は、近付き過ぎると影がもろにかかってやりにくい気がする。
少し離れて…。
三脚がなければ撮れませんでした。


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「お祭り広場」ではライトアップイベントということで、出店や大道芸が。
兄ちゃんが箱をいっぱいつなげて上から下に落として再キャッチするという芸。
ごくろうさまです。


歩道に青色LEDイルミネーションとか、イルミネーション迷路小屋とかがありました。
21時でそれらは消灯。

中にはこんなものも。


ヘリコプター的な何か。
中に子供が乗って上下します。
高次元だ。


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まだ撮り足りなくて・・・。
表の顔に比べて撮影数が全然違うので。。。


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広場から。
美しいなあ。。。


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惚れたのでアップで。
見れば見るほどなんかすごい。
どうかしてる。一生を通じてこんなモノをこの世に現すような仕事が出来るものなのか。
神か。
( ー_ー)ぐぬぬぬ。


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そんな一夜でした。
めっちゃ寒かったです。また行きたい。


( /・o ・)