【登山】2012.7/13_西穂高岳(1)大阪発→ロープウェイ→西穂山荘
( ´ - ` ) さて。
今回は北アルプスの最南端に位置する、西穂高へ行きました。
ザ・山小屋といった出で立ち。
標高は2385m。いい小屋でした。
まあいつも通り、テント場で幕営しましたけど。
ここは車で乗り付け、ロープウェイで一気に標高2156mまで上がれるのです。<span class="deco" style="font-weight:bold;">チート登山!</span>
2泊3日の行程となりましたが、まずは初日のアプローチからレビューを。
ていうかロープウェイ使って西穂高に2泊3日の行程で来るっていうことは
まあ色々と良からぬことを二人して考えておったわけです。
天候不良で木端微塵にプランが吹き飛びましたが。
ウフ。
朝7時半の新大阪駅。高速バスのターミナルがあり、アルプス各方面へおいしいバスが出ているためか、山岳系写真がお見送りです。気合いがみなぎります。
交通手段はバスになります。電車は乗り継ぎがめんどくさい。
8時、新大阪発 〜 13時過ぎ、高山駅周辺着 〜 15時頃、新穂高ロープウェイ駅着。
( ー_ー)長いなあ・・・
途中は食ったり寝たり。写真なし。
はい。
一路、高山駅周辺まで抜けて、そこから山道で国道158号、平湯温泉エリアに入り、更に奥へと分け入って「奥飛騨クマ牧場」「荒神の湯」などを越えていきます。
平湯温泉も住所は「奥飛騨温泉郷平湯」となり、その先の各エリアは「奥飛騨温泉郷●●」が連発されます。一般の土地と異なる雰囲気。
15:05
他にスポットが特になかったのか、マップ上ではやたらとその名が轟いている「奥飛騨おもちゃ博物館」。
2名ほどの乗客が降りた。
言うても、もうそろそろ夕方ですからなあ。
県道475号を走り、最奥の「新穂高温泉」へ。
岸壁のおそろしい切り立ったのが見えてきた。
人里離れた山奥を駆けて・・・温泉街で旅館以外の店もなく、逃げ場のない世界。
15:15
新穂高ロープウェイ駅に到着。
見てよこの周辺案内。なにもないのよ。
売店、食堂を使いたい人は、ロープウェイに頼るしかない。
これが名物、新穂高ロープウェイ。
あれ? 二種類もあるの??
小腹がすいていたので、何か食おうかとも思ったが、
最終便が16時発で、
第1ロープウェイが毎時00分、30分発車
第2ロープウェイが毎時15分、45分。
これは間に合わない・・・早く頂上の西穂高口駅まで行かなきゃ。
( >_<)はいはいわかってますよ
わかってますがな事故・遭難。
( >з<)" さすが魯山人。一番存在感あるぞ。
西穂に向かうのになぜか魯山人。ううむ。このあらいを作ったのはだれだあ。
新穂高温泉駅(標高1117m)〜鍋平高原駅(標高1305m)、約5分。
全 長…573m
高低差…188m
定 員…45人
これでは、ただの、ノリモノ好きの、一般観光客ですやんね・・・。
すれ違いに興奮するとか(´ `)
おれ何しに来たんやろう・・・。
鍋平高原駅。
緑の中に立つ箱。不思議な光景です。
お次は第2ロープウェイ。
これは有名な、全国唯一の2階建てロープウェイ!
しらかば平駅(標高1308m)〜西穂高口駅(標高2156m)、約7分。
全 長…2598m
高低差…845m
定 員…121人
実はけっこう人が乗ってます。
これで頂上に着いたら滞在時間て1時間ぐらいしかないと思うけど。
15:55、西穂高口駅に着。
まず売店!
閉店間近で、ほとんどのメニューは売り切れていたが、飛騨牛コロッケ、飛騨牛の肉まんなど、残ってるものをとにかく食らう。
さあいよいよ・・・
16:19
西穂高口を出る。ここからが本番。
・・・と言っても当分はこういう遊歩道が続いていて、本当の登山道がどこにあるのか分かりにくい。
「西穂山荘はこちら」て書いといてくれたらいいのに・・・ウロウロして迷った。
16:25
遊歩道から5分程度で小屋が現れ、登山届を出す。
行く先々で警句の連打。
これは・・・我々の無謀とも言える挑戦に対する、神のお見透かしなのか??
16:30 登山道の開始口。
物々しい。そんなに安易に入ってくる人が多いのだろうか。
たとえ安易に入ってきても、最悪、西穂山荘で何とかするという方法もあるのだが。
登山道スタートからは、樹林帯を抜ける遊歩道が続く。
西穂山荘まで1時間〜90分程度。少し下り、あとはずっと石段を登る。
最後の方は傾斜が厳しくなり、余裕の笑顔も消えうせるのである。
16:35
これはまだまだハイキング道。恋愛トークしながらでも歩ける。
事務室か、物置か。
普通の山小屋としてはあまりに小さい。
しかし不気味じゃ。
(´ `)まだまだ遠い・・・。
がらがらとした岩道。
しかし、非常に明確な道が付いているので絶対に迷うことが無い。
あとはペースだけ。暑いので。
写真にするとチョロい階段だが、山道歩きと暑さで疲れてきたころにはけっこう応える傾斜。
日ごろの運動不足を嘆き、恨み、悔やむ頃合いである。
フー。
明日はあの稜線上を行くのだな・・・こんな辛気臭く暑苦しい樹木のトンネルではなく・・・。
水やペットボトルでザックがパンパンだと、これが辛い。
あと、「たかが山荘まで、すぐ着くっしょ」と思ってたところに、心の隙を突くようにして登りが続くと、けっこう厳しい。
( ・_ ;)ノ ワーイ。
<span class="deco" style="font-style:italic;"><span class="deco" style="font-weight:bold;"><コースタイム>
西穂高口〜西穂山荘 約1時間</span></span>
登りを相当ゆっくり歩いたが、ほぼノンストップだったので、良好なタイム。
極楽に見える。。。
みんな楽しそうやし、色とりどりやし、飲み食いできるし。
この日は三連休の初日でもあり、客が多いのでテント場も空きがタイトだという。
遅い到着とは言え、ほぼ最終に近い便で来たので、これ以上にテント客が増えることもないだろう。
ひとまず安心。
外の湿度はかなり高かった。
さあ雨にならないうちに、夕食の準備せなあきませんな。
アメダス等の天気情報が常にTV放映されていて、ここで情報収集ができる。
携帯の電波は良好。
(´ `)飲むぞー。ちくしょー。
これ作り方が難しかった・・・軽い高山病であたまおかしくなってたんかな
けどクッタクタになってもなお美味しかった。。
17:58 幕営完了。
今にもぱらぱら降ってきそうな、変な空でした。
水は有料になるので、ロープウェイ駅で汲んできました。
調理器具を持ち込んでのコトコト
(´〜`)夏山らしくはないが、いかにも山って感じで羨ましい。
外はすっかり雨であった。我々はこれから飯を調理しないといけない。
だが標高2385m、しかも夕暮れ時である。
夏とは言え、冷える。
普通なら非常にめんどくさいことになる(テントの中で煮炊きするとか)のだが、ここは雨避けの屋根が一部ついているので何とかなりました。
( >_<)ココアやないか
( ・_ ;) 収集のつかない西穂高登山
つづく!