【遺構】2014.5/3_生野銀山(坑道内コース)後編
\(^o^)/人生 50発掛発破!
穿とうぜ、俺達の今を。
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ダンジョン深部ほど世界観が研ぎ澄まされてきて色々とやばくなるのはリアルFF体験として大変良いことです。FFといえば剣と魔法とそして機械という謎の世界観がbaseにございますが坑道もだいたい同じです。
ローダーマスター
謎の箱をガチャガチャ。むだにいけめんしかいないのが後に話題となりました。いけめんは寝ていても労働していてもいいもんですね。きかいにはさまれてしまえ。
作業ソルジャー
いけめんですから支持してあげてください。
ダイナマイト発破現場の再現。スイッチを押すと轟音を鳴らせてくれる。残念ながら相当おだやかでやさしい。一度は生・発破現場を体験してみたいが何とかならんものか。
ちなみに本宮ひろ志作品ではみだりにダイナマイトを体に巻きつけた人が出てきて「ケりゃぁ~」「おのれら~」と凄んだりしてますが、岩盤発破に使うような代物を交渉に用いるとか、昭和の人は根性が違いますな。
マジェント・マジェントも少なめの脳ミソでそういうことをしていたような・・・
優しいダイナマイト配孔図。1mの掘削に15㎏…350㎞も掘り進むのに、一体何本のダイナマイトを炸裂させてきたのだろうか。
植物は黙って光合成に励んでいます。よくこんなに大きくなったね。
この小汚いのが鉱脈か!
えーーーーイメージとだいぶちがう。鳩の糞みたいなビジュアルですやんか。
鉱脈とは「岩石の割れ目に入り込んでいる板状の鉱床」のことで、これを追い求めて坑道を掘り進めてゆくこととなる。
観覧ルートの先端、柵の向こう側を撮影。(上から下を見下ろしています)
鉱脈を求めて掘り進んだ跡が延々と続いているが、深すぎて先が見えない。恐ろしい。これまで通ったルートは本当に来客専用のきれいなものに過ぎなかった。本職の辿ったルートは道ですらない。割れ目だ。
説明書きには『昭和34年頃 ダイナマイトや削岩機を使用し鉱石を採掘した跡で 深さ30メートルある。この採掘方法をシュリンケージ採掘法と言う』とある。
('o' ) 採掘法を自分なりにまとめる('o' )
坑道は深さ30m間隔で掘られており、鉱脈の走っている方向を確認した後、下から上へ向かって掘っていく。
シュリンケージ採掘法に採掘法においては、上部へ向かって掘り、掘り出した鉱石をその場に溜めて足場にし、また坑道下部から随時抜き出してトロッコで地上に運び出す。また、ある程度採掘が済むと、足場にしていた鉱石も全て地上に運び出す。これにより非常に深いクレバスのような採掘跡が出来る。
前編で登場した「サンドスライム充填方式」も、上へと掘り進む点は同じ。しかし「サンドスライム」すなわち選鉱後の廃滓(はいさい:不要なドロ、セメント状のもの)をもう一度採掘済スペースに戻してきて、足場として再利用し固定させる。これにより落盤を防ぐため上記シュリンケージ採掘法より時間と手間はかかるが安全性が増す。
はい。
ボーリング調査の試料
少し開けた場に出ました。湧水と神棚があり休憩にいいですね。
この水は「太閤水」と名がついていて、なんでもこの水で茶を点てたら豊臣秀吉がおいしさに感動したとか。水に銀箔ちりばめて飲ませたのではないかと私は深く疑っている。
あほ\(^o^)/ レイプやめれ
特異な進化を遂げた神棚。
良い色が出てます。装置、器具も無秩序でよい。
いよいよ銀山心臓部。
昭和4年製・巻き揚げ機。
これにより坑夫の乗るエレベーターを昇降させる。
一般開放されている現在のルートはほんの試食品であり、銀山の本体は地下880m下、遥か奥深くに眠っている・・・行きたい(´-`)
並みの廃墟より迫力のある設備が次々に出てくる。
エレベーター。
撮り方のせいか周りに何もないせいか随分痩せ細って見える…
そこは運営側も分かっていて、現役時代の様子を教えてくれる。
ここにこそマネキン詰め込むべき。
毎日の通勤。特異な進化を遂げて尖りまくっている。
気に入ったので巻き揚げ機を振り返ります。
発電所と似ている。
巻き揚げワイヤーの先。エレベーターに繋がる。
地下へ降りてゆく永遠の階段のようで神秘的だ。
あとは出口に向かって
また江戸が割り込んでくる( ゚ε゚ )
不細工な松田優作みたいな工夫に出会う。「ぶさいく言うな」はい。
暗闇の湿っぽいところではなく、日の当たる茶畑で働かせてあげたかった
よ\(^o^)/ すまんな
銀山の過酷な労働のせいで、貨幣を直接飲み食いするような体質を獲得したようです。「交換概念うぜぇ」「もうダイレクトに代謝する」ぱくぱく
出口まで説明パネルがお見送り。啓蒙の手を緩めてくれません。
まる1時間はしゃいだけれど大変面白かったです。
おさらい コーナー。
言われたらそうかなと思うけど難しいす。
そんで上級役人にぐちぐち言われる
わけですよ。「てめえ鉱脈にたたきこむぞォルァッ!」とぷるぷるしながら筆をホールドしていることでしょう。
幻のサーバーセンターを妄想しながら生野銀山を後にする
のであった・・・。あなたのSQLを冷やしませんか。
完。