nekoSLASH_記録編(日常・登山)

『nekoSLASH』分家。日常、登山、廃墟、珍スポットの記録集。

【登山】東京都の最高峰・雲取山(1)

H26.9.6【登山】東京都の最高峰・雲取山(1)

標題の件につきまして、都内最高峰と地味に名高い「雲取山」へ行ってきた。長かった。長すぎる  \(^o^)/あほ。

 

 

 今回のパーティは登山歴の浅い女性2名であり、電車・バスで行った場合、最終便を逃すおそれが高すぎたため、レンタカーで攻めることにした。

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地図上に雲取山が表示されていないが、目的地点の「三峯神社」と奥多摩湖の真ん中ぐらいに頂上があると思ってください。日帰りピストンで行けるのはこの三峯ルートぐらいと判断。

4時前に起きてレンタカー屋に寄り、5時台に仲間を回収、片道2時間ちょいで着く。

 

雲取山の最大の特徴は「ルートが多い」「どれも非常に長い」こと。最短ルートの標準タイムを見積もっても往復9~10時間はかかる(大人しく山小屋で一泊しろという説もあるが)。日没までに抜け出せるか、レンタカーを日付が変わる前に返却できるか等、時間との戦いがシビアである。

 

彩甲斐街道をぐねぐねしながら走り、道の駅・大滝温泉を越えたあたりの分岐から一気に山道テイストになる。冬には凍結が予想され、まず来たくない感じだ。

 

途中の滝沢ダム目前での巨大ループ道は美しいが、時間に余裕がなく撮影等パス。

 

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7:10 秩父湖とダム。トランスフォーマーでも格納していそうなデザインで気に入った。 

 

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 7:40 三峰ビジターセンター駐車場に到着、準備を終えて登山開始。

標高1040m。 

高度差約1000mを4時間半かけて登るという、ばかのように長い戦いがここに始まる。 ( ゚q ゚ )ばか。

 

 

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 小屋が保存されていますよ。

 

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キヤノンの関連会社が整備( ゚= ゚ ) いいことだと思います。

 

 

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7:52 三峰神社・奥之宮の鳥居。

 

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人数集計させられるのは初めて。ルートが多岐にわたるせいか。

 

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事故も起きているが、主に冬期の滑落のようだ。夏山を大人しく登る分には問題なさそう。

 

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味のある看板\(^o^)/ おじいさんはシャクレ顎で喋り、クマはケツで喋る。

 

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きのこ多い気がする。

 

 

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8:07「妙法ヶ岳分岐」。分岐を行くと三峯奥宮。片道40分ほど。今回はパスしてひたすら爆進する。

 

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しっとりした光景が続く。

 

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 マクロレンズ持ってたら相当楽しい。

 

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なにこれ? キノコ?? 

 

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キノコが多い。今年の夏(H26)は雨が多かったがそのせいか。

 

 

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 8:49 炭窯跡。

当時の姿を伝えるものは石垣や建物の区画の跡だけ。

 

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なだらかで気持ちの良い道が続く。快適だがこの先どこまで続くのだろうか全貌が見えません。

 

 

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ベンチがあったりして人にやさしい。既にガスっている。(夜には大雨になった)

 

 

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9:22「地蔵峠」。スタートから100分、ほぼコースタイム通り。

しかし…頂上まで3時間40分。傾斜がおだやかなので岐路は単純に倍かかるとして、往復であと約8時間。17時台に戻ってこれたら理想的だが、昼飯や頂上で浮かれて遊ぶ時間をさっぴくと+60~90分は見ておく必要がある。

 

( ゚q ゚ ) ペース配分が命…。

 

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( ゚q ゚ )はい。

 

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とても幻想的なひと時を味わいました。

 

 

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なついてきてるようで可愛い。

きのこ多い

 

 

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これは美人でした。「女王!」「雪の女王!」とさんざん褒めちぎっていたが後から大量に出てきた。名前なんていうんでしょうね。

 

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9:34 霧藻ヶ峰付近のトイレ。まだ完全に舐めきっていて楽勝ムード。

虫も少なく快適な山行。理想的。\(^o^)/きのこ多いし楽しい。

 

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美人が多いなあ。

 

 

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( ゚q ゚ ) フェッ!!??

 

誰!?

 

 

 

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ヤバい。賭けに負けてメダルにされたのか。(※ダービー兄)

 

 

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ですよね。

「霧藻ヶ峰」という味のある名前は殿下が命名されたのですか。由来を調べると、このあたりはサルオガセ(別名:霧藻)という地衣類が多く見られるためらしい。ゾンビが上腕に垂らしたぼろぎぬ衣類のようなアレです。

 

 

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 9:42「霧藻ヶ峰」。標高1523m。

地図には「霧藻ヶ峰休憩所」「10人 要予約」と書いてあるが、稼働していそうな気配は微塵もなかった。他の人のWeb記事などを見ると、売店として稼働しているようだったが… 謎のままです。

 

ここまでは軽いハイキング的なノリでサクサク歩けたが、霧藻以降は適度なアップダウンのある登山道になる。

バテたら終了( ゚q ゚ ) あたま使っていこう。

 

→ (2)へ続く

 

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