2015.12某日 南海ラピート「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」号
年の瀬もひたひたと迫ってくるなか、暗黒面にのっとられた特急電車がいると聞いた。それは南海「ラピート」。
その暗黒は本物か。なんば駅に確かめに赴いた。
まっくろやないかwww ( ゚q ゚ )ノ 本気でした。
列車界の暗黒卿 ( ゚q ゚ )ノ
(※通常のラピートは濃紺色です)
ダース・ベイダー的な、素晴らしいフォルム。
それ以外にも何かに似てる。この黒光り。
南米やインドネシアに生息する巨大なカブトムシ(´-`)
列車まるまる漆黒に染めるという大胆なことをして、本当に似合うのはラピートをおいて他にはないと断言できる。元のデザインがいかに優れたものだったか。コンセプトが「レトロフューチャー」だったとは想像できません。
さて残念なお知らせですが、本稿執筆時点(H27.12.25)で私はSTAR WARSを知らない。先日金曜ロードショーで放映されていたエピソード4を斜め観しただけで、ダース・ベイダーの恐ろしさもありがたみも理解していない。
静かにしときますので暗黒ラピートをごらんください。
スター・ウォーズ/フォースの覚醒号でした。
登場人物のことを一切知らないためノーコメントを貫く回。
右も左も判らなかった私がスター・ウォーズを理解する手掛かりとしたサイトがこちら。イラストのテンポと優しさが秀逸で、たきりょうこ氏に惚れます。こういう有意義なブログを死ぬまでに作ってみたいものだ。
なお暗黒卿の時刻表は南海電鉄ホームページの特設ページから閲覧可。
この日も10~20名ほど撮影目当てにスタンバイ、大半は子連れ。親の方が楽しんでたんじゃないのか疑惑。
暗黒卿ばかりではなく
本来の南海50000系ラピートもご覧いただこう。
鉄仮面 \(^o^)/
列車の概念をやや超えている。中世の拷問器具ぽい。
角度を変えると鳥類のクチバシのよう。斬新。
関西国際空港が1994年9月に開港し、直通列車としてJRは特急「はるか」を、南海電鉄はこの「ラピート」を登場させた。「はるか」がはんなりとした白面の上品な子だったのに対し、「ラピート」のこの流線型&全身ネイビーブルーは衝撃的であった。
当時中学2年だった私にとっては、片思いの女子のことと同等ぐらいかちょっと下にラピートが胸熱だった。しかしこの車体は狂ったようにツヤツヤなため、あらゆる光源を狂ったように反射させる。まともな機材やテクニックもなくラピートを駅構内で撮影することは実際不可能であった。
鉄板の繋ぎ目 のナットがまたアクセントになっていて良い。
確かに、単なる「近未来」やスタイリッシュではないとわかる。
特殊業務用の飛行機のよう。
真横から見ると、運転席の膨らみが思いのほか大きい。
点字ブロックの反射が車体の帯になって、すごくブルートレインに似ている。
\(^o^)/
ラピート特集でした。謎にめちゃくちゃ楽しかった。