nekoSLASH_記録編(日常・登山)

『nekoSLASH』分家。日常、登山、廃墟、珍スポットの記録集。

【宴】H30.1/26(金)大阪福島の焼き鳥屋「一十(いちじゅう)」

【宴】H30.1/26(金)大阪福島の焼き鳥屋「一十(いちじゅう)」

 

( ´ - ` ) 寒いですね。寒波が列島を撫でている中、福島に飲みにいきました。

 

 

この日は現場に導入された最新のマシンお披露目会で、広報用に使う写真の撮影を予定していましたが、なかなか厳しいオペになっているらしく延期になりましたとさ。どうか無事に終わってますように。そういうわけで気持ちは昂っているが行き場を失ったので仲間が飲んでるところに行きます。けちなので梅田から歩きます。 

 

最近寒すぎて都市屋外撮りを控えていました。手先がしぬんです。しかし飲み合流までの間が40分ぐらいしかなく、ネットカフェでblogをやる時間もないので、撮ることで現世をリアルRPG化します。

 

阪神梅田駅、地下鉄西梅田駅、ハービス地下あたりから福島方面へ向かって伸びている地下道があります。これには「ガーデンアベニュー」いう名が付いていることを今知りました。「地下 太郎」ぐらい印象が薄く、匿名に近い名前です。

 

 

 

  

  

 

 

仕事と飲み会の合間に数十分あれば、生命類似体を見つけることが出来ます。寒すぎてやけくそになっています。もうだめだ。

ハービス界隈はかれこれ開業から20年が経過し、今も見た目はしゅっとしていて若いけれども、徐々にディテール、パーツは全体の風景の統御体からこぼれ落ちてきていることを感じます。ツヤツヤピカピカだったら写真に撮っても何も写らないのでございます。不思議なもんです。寒い。

 

 

福島に来ました。寒すぎてもうだめです。

 

 

いかんともしがたいボツ写真も良さが出るかなと思ったんですが、ありませんでした。料理や音楽と同じですね。美味しくない物はどう解釈しても美味しくはない。寒いです。

 

 

 

 

  

 

JR福島駅、線路北側の聖天通り商店街でさまよいます。寒すぎて指が動かない。冬を作ったやつは誰だ。うらみます。寒い。

 

 

 

直感があって良さそうなお店に入りました。良かったです。

 

何の店か分からずにバーッと入りましたが焼き鳥屋さんでした。10人も入ればいっぱいになりそう。

一十(いちじゅう)」さんです。

食べログのリンクを張ろうとしたらアクセス制限になるので、あとはめいめい検索してください。一人4千円でほどよく飲み食いできます。

 

 

社会の世知辛さを溶かすのには酒が最も即効性に優れています。人類史から酒が消えない根本的なところです。つまり古代からこの世界は世知辛いものだということが推論されます。ぐげぐ。

 

世知辛さの要因として「歯の治療には基準がない」ことがあり、「クリニックでセラミック1本6万を2本分勧められて」「何か月も放置してる」「あなたのblog読んで行かなきゃって思うけど」「ウニャウニャ」「私も会社の近くのクリニックに通うと」「行くたびに3~4千円とられます」「それおかしいでって言われるけど」「ウニャウニャ」などと割とよくある闇のある話で花が咲きます。年末調整が全額吹っ飛ぶのが歯科クリニックです。

 

当然の帰結として、腕のよい誠実な先生が良いですよねと盛り上がり、「マツダ先生を紹介して!」「しょうかい!」「!しょうかい」召喚魔法みたいになってまいりました。

 

mareosiev.hatenablog.com

 

 

「できる人に仕事が集中する」という現代社会の原理原則が目の前で発動して気持ちよかった。セラミック1本6万ってオリハルコンの剣みたいだ。

 

 

鮮度、味付け、舌触り、その他もろもろ丁寧でお優しい料理でした。白醤油いいね。

 

 

象形文字のミジンコみたいな形状に心を動かされます。

片野桜・無濾過生原酒は相当美味しく、クッキリとした目鼻立ちの相当な美女でした。昨今なかなかそんな絵に描いたようなミスユニ系の美女を感じる酒は飲んだことがない。

 

 

来年どうしようとか明日どうしようとか相撲協会クソだなという話をします。

 

 

幸いにも誰もビットコインをしていないので今回のコインチェック騒動は全スルーです。580億という金額はもはや概念の領域で、しかし個別の所有者に紐付けていくと概念ではなく被害という実体があり、そういう事象を的確に捉える映像表現ができたらいいなあと思います。しませんが。

 

 

やきとり丼は絶対食べたほうがいいです。

 

 

東京に行って石内都の展示とか資生堂ギャラリーを回りたいねということで〆です。隣の席ではキャバ嬢にキャバ嬢と呼ぶかどうか、呼ぶなやという会話が楽しそうでしたが、言われないとキャバ嬢とは思わなかったので、自分の眼はまだまだだなあとおもいました。

 

 

 

週末なので皆たのしそうです。寒いのできつい。

 

途中で完全に倒れて逝ってしまっている方がおり、仲間が介抱しながら「呼吸はしてるけど意識はないです」と電話を入れていました。あっ、そのうち私たちもそうなるんだと直感し、今までありがとう的な感じになり、健康を惜しみました。気分が変になり、別れ難くなったので、梅田まで歩いて一緒に帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

( ´ - ` ) 駅構内に着いてからはシノアリスを黙々とプレイしましたが、ミッションをこなしてメダルを獲得し続けたり、ギルド同士の対戦でバフのよく乗ったツヤツヤの連中にボコスカにされ、緑色の「復活」ボタンを押すと同時に殺され、緑色のボタンが常に表示される勢いでした。仲間と「緑だ」「目に優しい」「視力」などと呟きながら虚無を共有しました。

 

完。