nekoSLASH_記録編(日常・登山)

『nekoSLASH』分家。日常、登山、廃墟、珍スポットの記録集。

【diary_新型コロナ】R2.4/4~4/5_自粛下ノ桜

【diary_新型コロナ】R2.4/4~4/5_自粛下ノ桜

 

(note記事をはてなブログに再掲しました)

桜  桜  桜

 桜  桜

 

 

( ´ - ` ) おこんにちは。3月頃から「はてなブログ」とGoogleフォトの連携に不具合が頻発し、一度は復旧したものの再び写真が上げられない事態が続いており、おかげでブログが停滞しています。困った。


まあ、関西の写真・アート展示が軒並み中止になっているので、幸いにもあまり支障はないですが、日常の記録も滞るのはよろしくないですね。はい。

 

こんなわけのわからん日常ですからね。コロナの食い込んだ日常。はい。

 

3/20の大阪府兵庫県知事によるW自粛要請(休日)以降から、体感的には逆に、平日の人出が戻ってきた実感がありましたが、4/1の通勤電車はなかなかひどかったです。入社式や人事異動、研修などセレモニーもあり、時差通勤やテレワークが一部解除され、人の流れが元に戻ったのでしょうか。

 

弊社にはそのような現代的な取り組みはないので、ただただ囚人のように決められた時間を行き来するだけの機械と化しています。通勤電車・帰路は特にひどいものです。客同士がわりと密着状態です。あかんぞ。コロナウイルスにとっては私達勤め人などは、好都合な牧場に見えていることでしょう。くそっ。あかんぞ。

 

普段の「hyperneko」(ハイパーねこ)もコロナの話ばっかりしています。

 

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4/1(水)に、日本医師会が「医療危機的状況宣言」を、日本集中治療学会が「緊急声明」を発表し、医療従事者、特に集中治療に従事するマンパワーのリソースが不足する事態に対する深い懸念が示されました。

 

東京都内の新型コロナ感染者数も増加の一途を辿り、4/4(土)から二日連続で100人を超過。心なしか全国の都道府県からの感染者数報告も、1か月前より九州・中国・四国・東北へと広がりがあり、その数も5人とか6人とか、まとまった数が上がっている印象です。

しかしコロナウイルス、なんせ日本語も英語も通じない相手であり、何より目には全く見えないので、私達も直接文句が言えないから困ったものです。FFで言うと戦闘画面に突入しており、たまに攻撃を食らうにも関わらず、敵キャラクターの表示がなく、攻撃の対象選択のカーソルを合わせようとすると、味方しか選択できないような状況です。

Twitter民もTwitter外民も、怒りや憤りや不安や恐怖の矛先を向けることができず、結果として同士討ちと言いますか、政府や官僚、有識者、マスコミ、高齢者層、若者層、ドラッグストアの店員、簡易検査推奨派・慎重派、布マスク2枚配布ふざけんな勢・それもそれなりの道理があるぞ層、等々、俯瞰してみると人類同士が日常的に傷付け合っていて、「火の鳥」の新刊を読んでいる気分になります。うへえ。

 

さてこんな現世ですが、桜が咲いています。

幸いにも? 日本の市街地には意外と身近なところに桜の木が備わっており、郵便ポストやコンビニと同じくインフラ的な役割を果たしています。
個人的にはメンタルインフラと呼んでおり、米英仏伊独その他多数が数千、数万の感染者を積み上げているカタストロフィにあってなお、チルとアゲの両方をじわっと同時に得ることができ、今のところは平穏を得ることが出来ています。今のところは。

幸いにも?筆者には仲間とか仲間とか仲間とかが極めて少なく、元々が非ウェーイ層で、BBQやカラオケに行くと死んでしまうので、概ね独りで美術館に行くかyoutubeを閲覧しつつblogを書いては酒を呷るという、汚いコケ植物のような生活を送っていましたので、色んな意味での社会的距離が確保されていまして、自粛下でもあまり不自由がない。それはそれでどうなんだ。ええ。来世で考えることにします。

 

<4/4(土)>

ともかく桜です。桜があるし、晴れてたので、幼児のついで 違う、用事のついでに毛馬桜ノ宮公園に立ち寄り、1年ぶりぐらいに出してきたマクロレンズのリハビリをしました。

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白く、薄紅の入った花を光に透かすと、薄っすらと麻酔効果があります。
それは現世のつらみや悲しみ、むなしさ、不遇などを和らげ、「なぜ私はここにいるのか」「なぜ私は、私なのか」という主語の問題をうやむやにします。その効能ゆえに日本(人)的な植物だなあと実感します。なお飲酒は行っておりません素面です。

 

しかし今年は、白い花をこんもり宿した樹の全体像を見上げていると、肺の末端まできつく炎症を起こした患者のレントゲン画像のように思われてならず、これから自分たちが辿る悪路を暗示していて、まあそういう映像表現が出来たらいいですね。誰か4,5人ぐらいはそのようなメタファーで作品制作をするだろうなと思いました。

 

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散り落ちた花弁は美しいです。戦場に遺された敗残兵の遺体のようです。あるいは一斉休校に伴う休業補償の対象外とされ、公的な援助を受けられずに散っていく夜の従事者らの予兆の幻影か。私は貧民ゆえそういうお店に行けませんのでただのイメージです。来世はそういうお店にばんばん通えるような金満豚野郎になれるよう頑張ります。むりかな。

 

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家に引き篭もっているのが皆辛かったのか、夕方になるにつれて人出が増えてきました。特に子供のいるご家庭は大変ですね。毎週毎週家に子供と軟禁生活していたら発狂しそうです。

このお子さんらもそのうち大学入学や就職の際に「コロナ世代」とか呼ばれるようになるのでしょうか。そのとき私らは下の世代に「あの時Twitterばっかやって政府を叩いたりトイレットペーパー買い占めるだけで結局手をこまねいて国民の死に荷担した老害」などと恨まれていることでしょう。せつない。

 

 

<4/5(日)

本格的に引き篭もりですが、地元の桜をあれします。地元は桜の木が豊富です。メンタルインフラが充実している。

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いつもなら、花見と称してゴザを敷きつめて営巣し、人間が集団で飯を食ったり酒を飲んだりしており、私は肩身の狭い思いをしているのですが、無ゴザの世界はいいですね。いつもより桜がきれいに見えます。実際きれいだったのかもしれません。

 

( ´ - ` ) 脳ががややクリアになったところで、私の通う写真スクール「写真表現大学」のWeb合評会の続きを考察します。

 

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本来は3月中旬に「修了制作展」が開催される予定でしたが、新型コロナが流行の兆しを見せていたことにより、7月への延期となったものです。

ただし、作品講評は先行して行うということで、FBのプライベートグループ内で作品のアップロードと講評コメント寄稿が行われていました。

先週あたりから生徒も準備、各作品に対してコメントを書き込むようにとのことだったので、私も泣きながら、ああだこうだとやっています。ああだこうだ。

難しいのです。

 

「FBだからライトな感想で済まそう」と当初考えていたはずが、段々といつもの責任感が生じ、すると情報不足で書けず、またえらく時間を費やす羽目になっています。4~5行で終わらせたらいいところを、具体的に書き始めると、説明が足りなくなり暴力的になるので、それをこう。ああだこうだ。ああだこうだ。

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あうあう言っていたら東京都内の新型コロナ感染者数が新たに143人、累計1,000人を突破です。あうあう。

 

医療機関の受け入れキャパを超過しているようなので、小池都知事は軽症者の受け入れ先をホテルなどへ切り替えるよう調整を行っていくと発表。4/3にアパホテルが政府に受け入れ表明を行ったところなので、ぎりぎり繋いだ形でしょうか。大阪もいずれ・・・。

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ディスカバリーチャンネルはこれまで新型コロナと無関係な海外ネタを延々と流してきましたが、今日は偶然、中国・武漢の封じ込め対策を簡潔にまとめ、成功例として前向きに評価する番組をやっていました。1月中頃の話だったのですね。もう忘れていました。

 

あの時自分が何をしていて、何を考えていたか、マスク転売ヤーにキレていた以外の感情はあまり思い出せませんが、キレていたんでしょうね。いまだにマスクが入手困難です。花粉症を呪っています。私は花粉症なのです。マスクがいるんだよ。クシュン

 

結論はありませんが、また明日から日常の通勤が始まり、辛気臭い5日間をやっていくことになります。あはあ。手洗いをしっかりやろう。モバイルせっけんがあったら良かったのに。では寝ます。それでは、それでは。