【コロナ関連】R6.7/7～13＿新型コロナ療養記・第２段

( ◜◡゜)っ　

「また最近コロナ流行ってるから気を付けたほうがええ」と話をしていたらそうなりました。あっあっ。人生２回目のコロナ療養録。　※今回は（も）特に有益な学びはないです

◆7/7（日）晩／発症前夜
◆7/8（月）夜～AM＿発症１日目
◆（同）　PM＿発症１日目
◆7/9（火）発症２日目
◆7/10（水）発症３日目
◆7/11（木）発症４日目
◆7/12（金）発症５日目
◆7/13（土）発症６日目（現在）

症状は7/8（月）深夜から急激に現れた。なんでいきなり人を襲うのか。急である。せめて予約を入れてこい。まったく自然災害も犯罪者も病原体も人を襲うのが急すぎます。予約を入れろ。こっちは社会人ですよ。

例によって全く心当たりがない。7/6（土）、京都「PURPLE」で赤々舎サマーセールに朝イチで乗り込んで、目当ての本（志賀理江子！）は既に売れていて、展示を見て静かに帰り。京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAとホテルアンテルーム京都の２か所を回ってラウンド終了。7/7（日）は終日自宅である。これでなんで感染するんや。公共交通機関のせいであるか。潜伏期間を加味すると職場も犯人の可能性がある。

総じて言うと「諸症状そのものは前回（2023.１月）より緩いが、ワクチン打ってない分、今回の方が発熱がしつこい、だるさが強い」、結局しんどい。マジでしんどい。今もしんどいのはしんどい。まる３日間は解熱剤が欠かせなかった。

ただ持続力がなくて助かった。発熱が収まって安定期に入るのは今回の方が早かった。ウイルス自体は弱くなってる気がする。世界中のICUを埋め尽くした一番最初のやつはどれだけ強かったんだろうか。

hyperneko-daily.hatenablog.jp

ではレポを残しておくぞ。後で役に立つ。いやただの趣味です。

◆7/7（日）晩／発症前夜

この日はブログを打っていたんや。内面をいじくるので免疫が落ちる。

www.hyperneko.com

暑くて冷房27～28℃で入れていたが、「暑い」「涼しい」の間に「体の内側が寒い」という変な感覚はあった。なぜ肉の内側が冷気を感じる？　もしかすると発症の前触れだったのかもしれない。サプリ（リポドリン等）の影響かもしれない。わからん。

20時になるとほぼ即、都知事選の結果が出た。これは即であった。

今回は泡沫候補者の乱痴気騒ぎ：選挙ポスター掲示板の枠を売るだのほぼ裸の写真を貼るだの政見放送で裸になるだの「表現の自由」だのといった子供みたいな騒動からしてうんざり疲れ果てていたが、投票日が近付いてくるにつれて本命の５名ほどに注目が絞られ、実際誰を勝たせなければならないか論争が飛び交い、小池・蓮舫のアカン部分についての批判、そして石丸・安野への希望・期待が飛び交い、追ってもいないのに自然とばんばん入ってくる。しんどくて、開票まで見ていなかった。見ておれなかった。政治に無関心にさせてくれ。暇空４１歳児とその信者と漫画家らが連帯してるのとか不気味でしかない。

蓋を開けてみればこれ。ゆりこ力は健在である。投票率30％台かという話も出たが、時間が経つにつれ40％だと言われ、翌朝には60％となっていた。ならもうこれ以上のイフは望めない。これが答えですわ。意外ではあった。蓮舫もっと来るかなとか。

この後、療養中ずっと、都知事選の話題がⅩで流れ続けた。選挙関連のフォローはしていないのに自然の流れとしてTLに組み込まれ続ける。

小池百合子の勝因・支持された理由、蓮舫が勝てなかったことの当然さ、蓮舫当人や支持者がその理由を全く理解できていないこと、Ｒステッカーを街中にゲリラ貼りしたことの責任など――古きリベラルの手法と主張が今の世代に通用しないこと、それを自覚できないこと、Web・SNSにおけるフィルターバブル、エコーチェンバーそのものだったこと（自分の主張、好みに即した意見の投稿しか表示されない！）　などが絶えず流れてきた。

石丸伸二のパワハラ的・反論封じ込め発言、石丸構文（サブウェイ注文できるかな）が取り沙汰されるのはもう少し後のことだ。

今回はまあ変な候補者がひどかった。選挙が最安値で最大限のパフォーマンスを発揮できるツールとして遊ばれた感がある。自分の信者を増やしたり信心強化させるのには良いツールだろう。中には本当に「もしかしたらゆりこを倒せるのでは俺！！！」と幻想を抱いたおっさんもいたかもしれない。格が違ったわけだが。

めし後にだるくてblog書く余裕がなく、だるいのは毎祝日そうなのであまり気にしておらず、Ｘに『エスクァイア』掲載のヴォルフガング・ティルマンスの記事を挙げたりし、早めに布団に入った。

◆7/8（月）夜～AM＿発症１日目

◇０時台＿

寝られない。

しんどい。語彙がないのでそれ以上の言葉がないが、「しんどくて眠れない」。

( ´ - ｀ )　？？？

体の中が重い、熱い。

真っ先に念頭に浮かんだのは、7/12（金）からの北海道・利尻山登山。

行けるかな～～これはどうかな～～　ギリ間に合うかどうかな、

階段を下りて体温を測りにいく。

( ◜◡゜)っ　むり。

視界がおかしかったし階段下りただけでバイタルが変。あかん。むりや。

これで10 ～ 12時間登山とか無理

急遽Web通販で取り寄せた昭文社「山と高原地図」。お蔵入りです。ああん

ピーッピーッ　▲38.0度

だめです。飛行機キャンセルかこれは・・・　キャンセル料どうなるんや・・・

カロナールがいっぱいあるので使うぞ。意識が撓む。鼻水が出て咽喉に垂れてる。

◇１時半＿

あかんやばい。だるさが強烈で眠れない。なんでこんな症状が激しいや。

ワクチン打ってないからか。やばい。症状の頂点が分からん。

意識が「びゃんびゃん」て感じで飛ぶ。眠れない理由がわからん。しんどいなら眠れるはずだろうと思うのだが、睡眠スイッチすら壊れている。

◇２時台＿

だるさの激しさが和らいだ気がするが眠れない。なんで眠れないんか意味わからん。

これコロナだという確証があった。症状の強さと速さが普通の風邪ではない。以前の嫌な感じにも共通してる。

ずっと眠れない。ぐるぐると考えが堂々巡りしている。奇妙な状態だ。

飛行機のキャンセル手続き、職場への連絡、１週間の業務予定・調整など同じことがぐるぐるしている。眠っているのか起きているのか定かでない。、

夢。キャンプ場。野生の食事をしている。網で沼地をまさぐる。腰より深い沼。枝豆や藻を掬う。およそ人間の食い物じゃないが草食動物化していたのか。カエルだ！捕える。

◇５時台＿

5：20起床。いつの間にか眠っていたか。目覚ましは5：33だが長く眠れず先に起きた。

▲37.0℃

35℃台が平熱の自分、しかもカロナール効果中にこの体温は明らかにおかしい。意識がうわんうわんする。鼻水が咽喉に落ちてて重い。咽喉の痛みはない。

◇７時台＿

メッセージで休暇連絡。昼頃に検査キットで結果報告しますよと。ロシュ・ダイアグノスティックス社の信頼できるキットがまだ残っておるのだ。

PC画面見てると目が痛い。あかんてこれ。

新倉孝雄を読もう。

ああっだるい。いつの間にか眠っている。覚醒と眠りの区別が付かない。

◇10時台＿

本ダメ、PC画面ダメなら、アニメでも流しておこう。こういう時こそ有料コンテンツを贅沢にぶちこむ。

『けもフレ』をまずいく。１話しか知らんのだアレ。確かサーバルキャットがかばんちゃんを案内する話。何をするかは知らん。

人間が畜生にすごい褒められてがんばるアニメのようだ。すっごーい！かばんちゃんはかしこいね！

ああこれで自我の根底を認められて踏みとどまれる人も多いかもしれない。みんなつらいんや

◇11時台＿

ロシュの検査キットで検査検査～( ◜◡゜)っ

陽です。

はい終了～。終わりです～。お疲れ様した。私の2024’夏休みは終了しました。お通夜の時間です。

慌てて今更ながら「新型コロナ」「感染期間」などを調べる。「発症日を０日として５日間はウイルスを排出し、人へ感染させる力がある」（個人差があります）と。なので職場に出ていくとぶち殺される（※当方はわけあって医療関係者と共に業務しております）。速やかに夏休みをここでフル投入し（させられ）、謎に１０連休（土日＋平日5日＋３連休）をキメることが確定。ぜんぶイエ消費。悲しすぎる。夏やぞ？　ああ？？

日常に籠城するという非日常を得た。

コロナ患者にのみ配布されるおくすりとかあったらいいんですけどね。この夢と現とが混ざった曖昧帯域を活かしてくれるような。玄。幻。眩。おほほほほほ。地球が丸いだなんてどこのどいつが見たんだい！正86969角形なのだよ！アーメン！君はその切片の更に一欠片の内にて膨大な乱反射を仰ぎ見ているに過ぎない！海という次元の汁をすすりそして泣き給え！

目の奥が痛いよう。薬きれてきた。

職場に１週間休む旨をメッセージ連絡。かなりきになっていたがこれでもう逆にお互いバッサリ今週は関与しないということにできる。でき・・・（眠

更に北海道・利尻島旅行のプランも全部ばらしてキャンセルする。万が一、金曜に回復していたら…という希望的観測はNG。日数的に島内にコロナを持ち込むことになる。キャン、

( ＞＿＜)　何もしてないのに35,000円払う。

フライト54日前以降のキャンセルは「取消手数料＝運賃の50％」。鬼です。地獄。35000円あれば志賀理江子のプレミア写真集が買える。まあいいやもうしんどい。誰か再販してよ『螺旋海岸』。あれが４万５万するのおかしいて。

◆（同）　PM＿発症１日目

◇13時台＿

カロナール追加。むりやてもう。しんどいんやって。なんなんこれしんどい。

いつの間にか眠っていた。

思うにこれ睡眠時間が昼夜逆転、というか、夜にまとめて睡眠時間を確保するという生活リズムが成り立たなくなって、解熱剤が効いてる２～３時間ぐらいで睡眠を確保する × 解熱剤の回数、で１日の中で分散してしまっている。

カロナールは１日３回まで。なので睡眠が昼夜問わず１日３回・各２～３時間で分散していることに。

この解熱剤分散化ルーチンは発症３日目まで顕著に見られた。

解熱剤は痛み止めも兼ねているので、目の奥の痛みは抑えられ、PC画面も見られるようになる。ただ思考はない。仕事は無理。無理です仕事。X開くと選挙の話ばかり。暇空のオッサンとその取り巻きほんと何考えてんだ気持ちが悪い。

『けもフレ』、終盤は泣きそうになったな。いい話やった。サブカル世界のフォーマット（フレンド）と顧客（ヒト）、それらを「無」（現実）に還すセルリアン・・・　フレンドとセルリアンとの間で次の島を目指し船を出す主人公・・・　すごい。

◇16～17時台＿

暑い。熱いのか？　クーラーは絶やしていない。薬効が切れてきたのでは？

右目が痛い。

実は仕事で自己紹介の800字テキストを提出せねばならないが、朝からWordを開いたままろくに手が付けられず書いたり放置したりを繰り返している。あかんて。我は日蝕の淵にて鰯を煮炊きする者なり　鰯は数を減らしており鰯ヘカトンケイル淑女の胸像を今道子が作れなくなる日がもうそこまで来ているなりけり海洋資源　そんなん書けるか莫迦　ブルトン先生の叫び声が聞こえないかい　シュールのメイルシュトロームを呼ぶんだ　みんなには聞こえてない　だめ　　はいはい、🙃アー

続いて『ドロヘドロ』。原作が好きで集めていたがあまりに話をひっぱるので終盤でダレて追うのをやめてしまった。序盤はめちゃくちゃ勢いがあり謎が謎を呼ぶ疾走感と迷路感がたまらなああああい。そのワクワクドキドキと不安さを見事に映像化している。なんというアニメだ。誰もハズレがいない。心・能井コンビも完璧だ。ああっ。

右目の奥がいたいんでつよ。その後結局両目から膿が出て軽い結膜炎みたいになる。なんでや。何がどうなってるんや。

◇19～20時台、就寝＿

めしをする。食欲はあるし味覚もあるんだ。

だるいだけ。

シャワー上がってきたら▲38.9℃。あかん。さっぱりしたと思ったら体内がやばい。

鼻水が顕著。咽喉の痛みはほとんどない。前回は咽喉の痛みが発熱に２日ぐらい遅れてやってきたから油断ならん。コロナは様々な状態異常に時間差でかかるのがめんどくさい。右目の奥の頭痛がめんどくさいが、カロナール（アセトアミノフェン）とイブ（イブプロフェン）の併用は良くない、というかあまり効果がないと知り、カロのみで夜をしのぐ。アーメン。

◆7/9（火）発症２日目

夜は２時間おきに目覚めてはスマホ、漫画で30分休憩？してはまた眠る、を繰り返した。一度に眠れない。眠っても夢をかなり見ている。トイレに立つとそれなりの量が出る。本来の深い眠りに落ちると、尿を作る機能すら停止する＝ほとんど出ないのが正常なので、これは眠れてない証拠。

夢の内容は、自分という精神体、意識の形を「あるべき型」おそらく正常な収まりの良いフレームに嵌めようとあがいている夢。収まりが悪くてもがいている。

早朝、電子書籍で『ゴルゴ13』1～100巻まで１冊分99円というセールを知る。思わず手が伸びそうになるがトータル１万円はどうなのか？　あかんて( ◜◡゜)っ

◇６時台＿

起床。カロが効いておる。▲37.1℃。楽になった。

飯くって水撒きして８時になるとぼんやりし、だるくて寝落ち。やはり睡眠が足りていない。夢と思考との区別が付かない。夢の中でも意識の一部が残って考えていたりする。夢を夢でアップデートしている。光と影の関係が入れ変わった世界。

透明のものさしのようなスケールの正方形の部分をかざすと対象物に埋め込まれた透明QRコードを読んでぐにゃって曲がってその大きさを正しく計測するようフィットしてくれる。という夢。

朝のうちに職場のメール確認しておく。

咽喉の痛みが本格化した場合、トローチ連打しか対応策が無くなるので、追加発注しておく。だがヨドバシカメラWebでカタカナ変換を忘れて「とろーち」で検索に掛けると女・子供にゃ見せられん結果が表示されるので気を付けられたし。なぜだこれは。

◇PM＿

『荒川アンダーザブリッジ』、連載当初からノリが合わなくて読んでみようとしては断念していたが、ここでアニメを通して見てみて、やはり合わない。

合わない最大の原因は、ギャグ全体が私に合っていない。ギャグとして薄い。あれはライトな着ぐるみギャグと権威叩きとボーイズ・ラブロマンスなのだが、マジョリティの最強権化たる主人公（世界有数の財閥の御曹司）が荒川河川敷という最下層にて、わけの分からない治外法権にて、地位や経済などの勝ち負けが失効した場で徹底的に無力化されるところが観客への第一のカタルシス。

なおかつ自閉した不条理の住民らに右往左往しつつ、タフだし知恵も回るし金もあるのでコミュニケーションを取り続け、おもちゃにされながらもその界隈のアテンダーとして機能し謎を解明していく、これが第二のカタルシス。そして最も難解な自閉者である自称金星人のヒロインと「恋愛」関係を進めていくところが王道であり肝であるのが第３のカタルシス。

主人公も河川敷住民どちらも「世間一般」（真のマジョリティ）からは「外れている」、その衝突でシュールな新しいギャグが生まれるという塩梅だったのだろう。

が、外れ値とはいえ常識の範疇で思考し行動する男性＝主人公が、河川敷の住人らの不条理および不条理な暴力ギャグを一心に受け止め、通訳し、次の展開のための殴られ役になる（特に後半は女性キャラからやたら横暴を振るわれる）場面が多い。「荒川河川敷」という理不尽世界の受け皿がほぼ主人公一人である。何なら主人公父親もイカれた父権の執行者で、その理不尽も請け負わされる。二重苦だ。更に言えば用地買収・再開発の話で現実的な対応策のために立ち回り国・企業（父親だが）の暴力に抗したのも主人公一人である。三重苦だ。39。ああっ。

それってこの20年、若い男性が置かれてきた立ち位置そのものやん、と感じ、なんとも言えなかった。女性に殴られ、親世代に蹴られ。国・企業に搾られ。手を出し返すことは許されず、全てに理性的対応を求められる。

キツい。

それに河川敷の住人らも、90年代～ゼロ年代までは「個性的な、電波な方々」で済んだと思うが、現在の目で見れば普通に問題を抱えた人達か、あるいは承認欲求や不適合をこじらせた方々として映る。今、こうした人達はいよいよ真にどこに行ったのか分からなくなってしまった。色んな点で今見ると現実のアカン部分へ直リンクしているところが多くてギャグとして観られないのだ。

そういう現代性を盛り込んだ作者のセンスは本物だったということだが。

◇21時台＿

まったりしてたら▲38.5℃ある。おかしい。なんでや。全然治ってないやん。

痰がめちゃくちゃ絡む。ゲボッ。１日３回のカロナールと昼、夜のアネトン咳止めが必須。

お買い物成果が届くよ。

まず「LIQUIDROOM x 砂原良徳ｘAOKI takamasa」の「Covid-19 Complete Genome ドライシルキータッチＴシャツ」。コロナのゲノムだ。今の境遇に完全合致ですうれしいな。

ＤＮＡはＡ（アデニン）、Ｔ（チミン）、Ｇ（グアニン）、Ｃ（シトシル）の４種類の塩基から成り、ゲノムは全情報。いっぱい書いてあるねうれしいわありがとう。ゲボッゲボッッ。

赤々舎『りんご通信』のバックナンバーを収集。もう最新号（６号）以外は売り切れになっているのと、最新号のクオリティがえらく上がっていて写真集ぽくなっていたので、これはいかんと反省し、慌てて集めている。ｳｴｯヴェッ。

◆7/10（水）発症３日目

夜る。クーラーを27～28℃の間で微調整するが、暑かったり寒かったりで訳が分からない。鼻水がベットリとしていて咽喉を襲う。眠れない。寝たり起きたり細かく繰り返す。鼻が詰まる。ゲボッ。

３時半、暑い。「トイレに入るたびに時間差でスイッチが入る超強力な古い天井暖房器具をオフにし忘れて、家中が熱くなって、気付いて止めに行くがめちゃめちゃ熱い温風がやばい」という嫌な夢。エアコン冷房28℃の送風を熱く感じていた模様。暖房ちゃうねんけどな。

「京都駅と名古屋駅と混ざったようなJR駅ホームに直結した百貨店（高島屋？）、客数が一定以上にならないとオープンしないので入れず、うろうろし、待合ベンチの最前列に座る。椅子と壁との間合いが近すぎて斜めに入れた体が抜けられない。すると仕事の関係先の人がノートPCで画面を繋いでフォルダを表示し「？？？」フォルダを開く。打ち合わせが始まると思ったらそこに出たのは国際がんセンターの院長の講演であった」という夢。

咽喉がいたい。疲れた。

◇６時台＿

しんどいけど軽くなってきたか。▲36.9℃、ああいいんじゃないか。

左目の奥が痛い。ああもう。

では『ブギーポップは笑わない』をみましょう。

…なんだこれ学園グールもの？

思わせぶりにしてるけどおもんないな、抑揚がないからか、おもんn

２話で脱落。寝ます。

10時半、起きたら▲37.6℃、えーまた上がるの。。どうなってるんや。

もっぺん手持ちの薬を確認すると、うちにはアセトアミノフェン系市販薬ばかりがある。重ねても仕方ないな。だがカロナールが「300」と「500」あるぞ。前の手術の時にもらった解熱・鎮痛剤だ。

500の方が強いんならそれで長時間持たせたほうがいいすね。強いは正義、

⇒ぼんやりする

意識がぶれて残像になる　　効き目が強いせいか発熱・倦怠感そのもののせいか

眠い、意識が重い、ああ、あんあえｒｒ３ｒｒｗ

ねる。

◇PM＿

面白い実験をしよう。

「株式会社オムニ」研究用抗原検査キット。

新型コロナ禍の頃、試供品として貰った抗原検査キットだが・・・なんとこやつ、あらゆるコンディション（陽性中であっても！）で検査しても「陰性しか出ない！」という声が相次いだ代物なのだ。「”研究用”には絶対に手を出してはいけない」という教訓を与えてくれたアイテムでもある。

何事も実証が必要であるからに、やってみよう。今の私ならCOVID‑19は十分にみちみちておる。コビ力（りょく）が高い。やる。

( ◜◡゜)っ　はい陰性！！！！！！

なんだよこの結果・・・私のこの症状はなんなんすかこれ風邪？

そして90度いがんだ線が走ってるんですけどこれはなんなんすか。

（しかも待ってたら消えた）

「研究用」とは一体

寝たり起きたりしながら『のんのんびより』。

ああっだめだ。冒頭の、田畑しか何もない過疎地で一クラスで小中学校やってるあたりの情景描写は良かった。が、主人公ら女子４人の会話、掛け合い、もうガキがギャーギャーわめいてるだけ。しかもキャラ造形が、丸くて無害で柔らかい安全な愛玩動物なネオテニー満載感。

ガチ「異性」が全方位的に害悪かつ脅威、恐怖でしかなくなった星で、男性らに供給される最後の「女性」アイコンの癒しコンテンツ、という感じ。いやだあああきつい。こんなかの誰かいち早くセックス覚えてこの閉じた世界を絶望視しろ。シャブでもテクノでもいい。隣で朗らかに笑ってる仲間どもがもう永遠に「遠い」と知るんだ。そして新たなコミュニティに投身し消尽せよ。ナン・ゴールディンを欲せ！

途中でやめる

『ゆるキャン△』、これは名作だろう。冒頭だけ原作で読んだぞ。キャンプブームに火をつけたとかなんやら。

キャラの独白は良いな。『のんのんびより』より、やや大人な気がする。

…が結局学校で集まって女子３～４人組になると、結局モキュモキュした丸いのがキャッキャするだけの、ガキの戯れになる。

🙃あｒｒるあああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ

狂いそうだ。これは何なんだ。おのれ愛玩動物。山に登れ。山に登って動物に還れ。凍えろ、飢えて、死ね、そして甦れ。凍れ。叫べ。擦り切れろ。あああああもうやだああああああああ

途中でやめる

もうだめだ。情緒に全く余裕がない。コロナがぜんぶわるい。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』と『HELLSING OVA』に手をかける。うむ。これは・・・　これは良い。本当に良いものには生死が完璧にある。血と肉と骨がある。厳しさがある。ゆえにその言葉と表情は信頼できる。そうだ。こうでなくてはいかん。引き続き他のアニメを探りつつ、辛くなったらこれらを投与して

ああもう（良い）

泣いてますからね私。これ泣いてますんで。

奇岩はいいですね。

痰、痰、痰でゲボゲボ

◆7/11（木）発症４日目

だいぶ夜間の寝起きがマシになってきた。たびたびスマホ開けてはX開いてるのだが、いつ何を開いても東京都知事選の結果について、特に蓮舫がアカンかった理由、「リベラル」側自体がもう通用しない（実際の生活者の実感から乖離しており目線を合わせようともしていない）こと、石丸がいかにパワハラで論破やりこめ構文でコミュニケーションつぶしに来るか、などの投稿が相次いでいる。避けがたく政治は生活に降り注ぐ。私のような無為の病人にこそ全力で降り注ぐ。政治からは逃れられない。

６時起床。規則正しい生活ではなく、鼻水、痰、せき、不快感、で長時間眠っていられず、睡眠分割した方が良いため。

▲36.5℃。お？？？　ついに好転か！？？

早いな、解熱剤ありとはいえかなり早い。

しかし意識がエコーかかったようにうわんうわんしている。カロナール500は多かったのか？　一部の薬（カフェインとかリポドリンとか）を常用してるくせに、それ以外は好かんし使わんから、自分に不要な薬効は全て邪魔なノイズに感じてならない。

『三月のライオン』しましょう。原作もちょっと読んだけど、コマ内外の文字数・情報量がすごくて読んでられんかったんや。

アニメなら、

あかん

( ＞＿＜)　羽海野チカ先生！！！？？？？

天才なのですか！？？？？？？？天才〈〇¶ΟQ$#R%#”＞+Q＝～‘P

可愛い絵柄してなんとこう「えぐい」のですか。。。人間のえぐいところをしっかりとお突きになられる・・・。

家族というものの形、家族であることの意味、打算、賭け引き、欲望、羨望、居場所、愛は有限である。「家族という容れ物だけが残った女性たち」と「家族という器を持つことが許されなかった男子」の壮絶な輪廻。しかも母性という全抱擁の引力に主人公は、なんと、抗って、圏外へと発つのだ。

主人公がプロ棋士で良かった。その席に座り続けることで、ようやく一人の人間として、他者と関わるチャンスを得られる・・・

最高だ。はい。そのとおりです。

これが書けたのはプロ漫画家の厳しい「戦場」を知る作者ゆえではないか。普通の、XにはびこるWebエッセイ漫画家なら、「戦場」で生きることの意味を知らず、おそらく理解できず、母性的安寧か、満たされぬ喪失の部分に拘泥するだろう。作者自身の身体性を抜け出せないだろう。本作は違う。恐ろしく深くて広い層で構成されている。こんなものをいち個人が描いたのかと思うと震えが止まらん。ウイルスも喜んでいます。ゲボッ。

父性の消失した時代に、持て余された母性だけが最高に膨張してゆく中で、「男子」は如何にして生きれば良いのか？？？　男子は母の膜を２度破るのだ。そのことに対してはっきりと答えを出している名作だと思う。あかんもう熱でるわ( ◜◡゜)っ

概ね36℃後半で推移。鼻水、痰、せきがベース。

ついでに『らき☆すた』見ましょう。もう『のんのんびより』と『ゆるキャン△』の萌えショックに生命の危機を感じて拭い去れていないんや。

なん？　・・・すか・・・　これ・・・・？

( ´ -｀)？？？　

当時（※連載2004年、アニメ2007年）、これでオタは大喜びしてたん、よね、たぶん

そのはず、確か喜ばれていたはず

なんの癒し要素があるのこれ？？？？？？？

ものすっごい平らな絵の、マウスで手書き・色塗りしたような簡略キャラが、ネタ的なことをやりとりしている。。。

丸みや膨らみ、優美さ、性的要素が、ない。。。？

無いというか、乾燥食品（宇宙食？）みたいに圧縮されている。今の自称「オタク」には高度すぎるんではないかこれ。記号の圧縮言語だろう、もどして摂取するのにかなり特殊な酵素が必要なのでは。９０～ゼロ年代までのオタクは本物だった説が浮上。言語が、棲んでいる領域が違う。

すごいけど飽きたので終了。

▲36.9℃、おやすみなさい。解熱剤は不要になった。

◆7/12（金）発症５日目

寝る前後から右目がねちゃねちゃ膜っぽくなる。なに？

うわっ　膿がいっぱい出てる( ＞＿＜)　真っ赤になってる、、

拭いても拭いてもすぐ出てくる。まさか結膜炎か・・・？　

１～1.5時間おきに目覚める。あんまり状況が変わってない気が。眠りが足りない。

夢をたくさんみたよ。なんも覚えてねえ。

７時起床。ふわつく。体温36℃台から変わらず。もう完全に安定ですな。

しかし鼻水が多すぎる。白～黄色でかなり粘っている。あんたら何と戦ってるんや。相手はウイルスやから白血球が多少ボコスカやってもあかんやろて。意味あるんかなあ。しかし咽喉の痛みがないのは救い。かなり楽。と言いながらもだるい？　話題の奈良県立民俗博物館に行ってみようとも思っていたが、無理これ。きつい。あかんわ。

『映像研には手を出すな！』

原作が好きで買い集めていたので内容は把握済み。こだわりを詰め込みながらも現実的な要因との折り合いの中で、その夢を形にするべく模索する。クリエイティブ × マネジメントの両方をエンタメとして見せる凄い作品。アニメのほうも相当なこだわりで作られていて、チラチラ見ては圧倒されていた。

改めて見てみましょう。

あかん( ◜◡゜)っ　すごいな～

新しい時代の才能が集まって映像作るとこわいわあ～～～。

OPとか私には発想できるポイントが全然なかった。私の世代感覚では、ああいう音と絵の動き、カットで作られたアニメOPを空想することすらできない。完全に外の／下の世代からの、見えない文脈から来たセンス、作風の積み上げで作られている。圧倒的に断絶を感じた。こんなのは今までになかった、大体なんかしらルーツの遠近や見慣れた個所があったりするのが、ここには無かった。まさかな、、、

私はどうやって「新しさ」を求めていけばいいんだろうか。

コンタック風邪薬をぶちこむと、鼻水を完封できることが判明。おおっ。すごいぞ！これなら外出して用事を済ませられる！！

車でちょっとあれをあれする。色々とありまして。

そして医薬品扱いの目薬を入手。放置して結膜炎が悪化したらやばい。なんか両目が膿を出すようになってしまってやばいんや。