nekoSLASH_記録編(日常・登山)

『nekoSLASH』分家。日常、登山、廃墟、珍スポットの記録集。

【登山】2012.8.5_剣岳(5) 剣山荘~別山乗越~内蔵助山荘

2012.8.5(日)【登山】剣岳(5) 剣山荘~別山乗越~内蔵助山荘


早朝から2本目の剣岳往復を終えた私であったが、

重い荷物を背負って次の宿泊予定地まで移動
しんどい。
効いた。
全身に呪い。
池は綺麗でした。

 
<前回> 

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重い。。
全身が辛い。
やたらと別山が遠く見える。
人格が荒廃します。


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11:44、剣沢小屋。
すぐそこの剣山荘から30分もかかる。

ハァハァ(´-`) 起伏もないはずの道でハアハア

 

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12:30、別山ルートと剱御前小舎ルートの分岐点。
中央右奥の建物が、剱御前小舎。
剱御前小舎を経由する道は、傾斜がなだらかな分、大きく回り道をすることになり、なんとなく面倒くさい。
もう一つ、別山を越えるルートとして、迂回せず直登する道があるのだが


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別山直登ルート。
傾斜が強いし、登ってる人もいない。

(´-`)いややな…。あれ相当しんどいんちゃうの…。


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12:44、剱御前小舎までもう少し。


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地図では別山から真砂岳へ抜ける巻き道について、
そろそろ出現かと思われる場所に来たのだが、


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13:18
巻き道がない。


(つд`) 別山頂上を乗り越えて行けと???


ルートどこですか。

実際には、眼前の小ピーク一つを乗り越えた向こう側に巻き道があった。
それは地図ではわからないことだった。道を失ったかと少し混乱した。

余裕をなくしている時の狼狽は心臓にほんとうに悪い。。

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13:34 登山者が立ち止まっている。

あっ。なに。


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らいちょう。
氷河期から生きているという実はすごい鳥。


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らいちょう。無防備にフラフラしている。


あ、ルート発見。

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13:40、別山の巻き道。

これかよ。

( >_<) わーいゾロゾロいる。判り易くて良かったです。


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別山
あの世の風格があります。


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13:48 別山頂上を回避して巻き道へ。

道を尋ねたご婦人からは「若いんだから、頂上越えていかれたらどう?」と
軽く言われたが、しぬとおもいます。


あかん
ものすごいしんどかったぞこのあたり


14:03
ここで二人組のおじさま方に会う。
偶然にも行先は同じだった。

あとを ついていく。

※思考停止状態

 

しかし途中から、ガスは小雨に変わった。
イヤな雰囲気だった。
レインウェアを装備した。しぬほどめんどくさかった。

写真も残っていない。
二人の後を追うのに必死だったようだ。
何度かおじさま方もこちらを振り返り、ペースを合わせてくれた。

長い長い歩きだったような錯覚の末に、ようやく…

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14:33 内蔵助山荘

(ノ_・。)ついた。


ついたよ。


今思うと、たかが稜線歩きだけで、何故ここまで死相を浮かべて
追い詰められていたのか全然解らないが、
それが登山の恐ろしいところ。
やられる時は、やられる。


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夢と希望の内蔵助山荘。

ピカピカ。素敵。
メイン縦走ルートから離れているせいで、人が少ない。
剣山荘、剱御前小舎はあんなに人が多くて、満員だったのに。


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内蔵助山荘の豊かさと小奇麗さに感動。

( ・_ ;)あうあう


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2010年シーズンオフ期に雪害で建物が損傷。
2011年7月20日にリニューアルオープンしたところだ。


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水が使えてありがたい。。


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憩いの談話室。とても綺麗。
そして客も少なく、まったり占有状態。

\(^o^)/ てれんてれん。

天気も回復してきたようだ。

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16:50 山小屋の周囲は、陽光に満ち、
極楽のような暖かさがもたらされた。
さっきまでの手厳しい小雨は何だったの。。


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あの山脈は剱岳


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花の名前は知らないけれど、綺麗。


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謎のアイテム「雷鳥の卵」

 

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17:00 夕飯

\(^o^)/ 合掌

この日はガスが逞しかったため、夕焼けが拝めず、
小屋の中で飲んで本読んで、だべって、
ダラダラして寝ました。


次回は下山。せつないな。