nekoSLASH_記録編(日常・登山)

『nekoSLASH』分家。日常、登山、廃墟、珍スポットの記録集。

【登山】R5.9/16-18_南アルプス・甲斐駒ヶ岳&仙丈ケ岳⑤(最終)_仙丈ケ岳(下山)、仙流荘、道の駅へ

甲斐駒&仙丈レポ・第5弾ラスト。 

仙丈ケ岳の頂上から、往路と同じ道で下山します。何のあれもないけど腸と便意がやばい。壊滅的である。山の記憶がない。

下山後、仙流荘で風呂と飯をいただいて、車をとばして帰宅。

2つとも、いい山でした。足がいたい。いたいよう。

 

回が進むにつれて山の話より便意の話になってきてるんですよ。登山系YouTuberにならなくてよかった。今回は足の痛みも追加されますから、一人地獄プレイ。なおさら登山系YouTuberにならなくてよかった。

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はいしつこく地図を見ますよ。

「仙丈ケ岳」下山は、緑ルートのマル(頂上)から、「仙丈小屋」迂回ルートを少しだけ回って、登った道をそのまま下ります。情緒もへったくれもない。

下山で3時間ほど。頂上発が8:20前なので、11時半にはテント場に戻れる計算。ゆとりのある撤収が可能。よかったですね。※順調にいけばの話。

 

 

■下山_ 8:18「仙丈ケ岳」頂上発 ~ 8:32「仙丈小屋」

頂上からおりるよ。分かりにくいんだが頂上の標の脇に迂回ルートへの道がある。道? どこ? 看板ないし分からへんかった危ない。

カールをぐるっと回って眼下の「仙丈小屋」に下りていく。

小屋以降のルートが豊富で、更に向こうの稜線:馬の背へ行くルート、その手前で北沢峠へ分かれるルート、そしてもっと小屋を横切ってすぐ左手、さっき通ってきた稜線に復帰するルートである。私達は3番目のを選んだが、ただ斜面を下りてまた登り直しただけの道で、切ない。

 

別行動の仲間:みっこはんパーティーは2番目のルート、往路とは異なる道で北沢峠まで下山したという。そのせいか下山中に出会うことがなかった。何故か私達より30分ほどプラスオンで時間を要していて、私達がテント場を去るとき、戻ってきたばかりのみっこはんパと出会ったのだった。長いルートだったのだろうか。

 

8:32「仙丈小屋」。日が昇って小屋が影から抜け出たようだ。よかったですねふとんが干せる。

 

もう記憶があまりないし会話も特にしていない。も、もれる。でるんや。でる。でるう。DELLサポートセンターと化した私が悶え止むことはない。こ、こ、こう門が、か、かってに開きそうなんやっっ。あかん;っっ。ああっ。夏目漱石「門」。えんぎでもない。やめろ。

 

今思えばここでトイレ借りたらよかったんやんな。

※疲労がつのると判断力が低下すると言われています。

 

 

■ゆる登り ~ 8:45 分岐点に復帰 ~ 9:20「小仙丈ケ岳」

下山なのに登るよ。元の稜線に復帰する登りである。泣いてる。

老人、病人、弱者人類は僅かな負荷でビービー泣きます。

 

小仙丈ケ岳への稜線に合流した後も、なんか道が長い。ながくないですか。

記憶の中ではちょろちょろ歩けば小仙丈だった気がしているが、早くも疲労によって記憶が改ざんされている。偽札よりも偽記憶は容易く作られる。「事実」というものの身体的・精神的な値は都度変換されうるのだ。はあはあ。そうだな。はあはあ。仙丈きさま。はあはあ。私をたぶらかすのか。「数字はうそをつかない、だが数字を摂取し解釈するあなた自身はうそをつく」そうだな仙丈。はあはあ。トイレを寄越せ。

お肛門が激ヤバでなんかが出そうになってる人間にこれを登らすのってきちくのしょぎょうだとおもいませんか??? 泣いた。たのしいアルプス岩場の登りも全く楽しくない。これメンタル的にかなりの重症であると気付いた。「山登り」の意義を根底から書き換えてしまう。尿漏れ便漏れで外出が億劫になりレジャーを楽しみに行けなくなり憂鬱に支配される中高年の苦しみに共感したのでありました。ユニチャームのライフリー、白十字のサルバ、リブドゥのリフレ。

 

なお下り部分については、オタケ氏が爆走をキメており、相当なスピードで攻略している。写真には速度が写らないのが難点だが、要らん登りを相殺すべく、かなりの時間短縮が図られていた。

しかし登りの登山者とのすれ違いが多く、少し進んでは立ち止まって道を譲り・譲られが多発、思うようにペースは上がらない。攻撃系トレラン勢とは私達は違ってマナーをまもるんや。

 

岩場を乗り越えたのに小仙丈のピークがない。

アレェ???

 

記憶が乳酸に侵されているので間違っているのだが、本人はわりと真剣に「岩場と小仙丈ケ岳頂上は連続していたはず」と思い込んでいて、「うそやん全然頂上ない」「まだ歩かなあかんうそやん」と焦っている。こうやって道迷いや遭難は起きるんだよ。地図もそんな細かい縮尺では載っていないのでスマホ_GPSとYAMAP地図とを照合するしかない。ゲルショッカー(意味のない発語)

 

そして腹のほうだが、最悪で、もう出したい。しかし稜線上は開けていて隠れる場所がないのと、当日到着組が次々に登ってきているらしく、登りの登山者が途切れることがない。物陰で雉撃ちは不可能である。ああう。ああう。

「フラクタルや」オタケ氏が驚きと感銘を表したのがこの地形。なんだなんだこの山(概念)は。

写真がいまいちだが、同じ形状をした「山」の形がコピペのし過ぎのように重なり、幾重にも連なり、前後に連続している。シェルピンスキーの裾山。地球には数式が埋め込まれているのだろうか。神をも超えた大きなゲームのプログラムの上で、私達は踊っているに過ぎないのか。恐ろしくなってきた。恋でもしてさっさと死んだ方が幸せなのかもしれない。

 

 

何か恋にひっかけてうまい話をしたかったのだが思いつかないのでやめる。秋元康の才能が羨ましい。

具体的にどこの山を撮ったのか忘れたが記録として撮っていた写真である。これどこ。周囲の景色に関心がないので、他の登山者のように「あれが〇〇山で、あれが△△山で~」という話題になると能面のような顔になる。読図力を上げるのに必須だからちゃんと考えないとだめだよ。はい。山の中でも意識が低い。ぜんぶ便意のせいだ。

 

9:20「小仙丈ケ岳」到着。なんか長かったな、仙丈ケ岳頂上から1時間かかっている。

迂回しなければ40分で来れる道だ。まあ迂回しただけ人生経験が豊かになったんや。ていうかそんなに長い時間かかってもないから文句垂れるのもおかしいのだが、下り箇所をカッ飛ばしていたり、激しい便意で意識が飛びそうになるのをこらえ続けていたから、心身の疲弊は相当なものがあったのかもしれない。

 

小休止で下山を急ぐことにします。

理由は、ちんたら休んでても便意が暴れ狂うだけなので。これは事故る、やってしまうとの予感。日本社会における加害性を指摘するなら、私は第一に便意を挙げるだろう。だが便意がないと生活で困るのも事実だ。とはいえこれはやりすぎである。そんなに命令されなくても私は適切な判断を下せるのだ。なのにひどい命令をしてくる。パワハラだ。支配だ。私は泣いた。この体験をぼかして書いたらバズるだろうと思った。あほなことを言っていたら事故る。ああん。く、く、く(悶  ああっ(危(あぶない)ない

 

 

 

■9:44 森林へ ~ 10:04「大滝ノ頭 五合目」

下りが延々と続く。

ここから写真が一気に減る。限界(腹(便意))が訪れたのだ。

もうだめだ。

 

登りの登山者とのすれ違いも樹林帯以降はかなり減った。最も密な時間帯は終わったようだ。

 

私の判断はもう一択である。本格的な事故が起きる前にだすものをだす。それだけである。昨夕のように「あと2~3時間がまんしたらトイレに着く」をやっていたら、確実にたいへんなことが起きる。

 

そして某所。

 

 

( ´ ¬`) ぐう出、、、

 

 

( ´ ¬`) アッ ァッハァッ

 

 

案の定ガスと粘液だけである。なんやねんなこれ

ビフィズス菌と酸化マグネシウムを日々重ねた結果が、この便意バグなのか?

ちくしょうよくわかんねえや。だが不快な脳への命令は止んだ。

 

 

下山再開します。やっと快適な本当の登山(下山)が

 

 

いたい足が痛いマジ痛い、

いたい

 

ああっ痛い、靴擦れめっちゃ痛い。

 

フォント変える必要に迫られてしまった。うそやん。わたし靴擦れ対策に絆創膏貼ったんですけど??? 絆創膏貼ったんねんぞ。信じられない。踵がやばい。壊れ踵である。

しかも足の様々な指先が痛い。

さっきまでのスピード&爪先ブレーキ下山法が一気にダメージになったか。昨日の下山の負担も上乗せされておる。

 

10:04「大滝ノ頭 五合目」。足の痛みを自覚し続けている。そうとうイッてしまっているな。なんで登山って苦行になってしまうん。tozan10年やってきてそんなに足痛くなったことないんですけど??? 前回の聖岳から明確に痛い。おかしい。フェンタニルが必要なのではないか(だめ

 

 

 

■樹林帯 ~ 11:04 登山口まで下山

昨夕よりマシとはいえ、基本的には石と木の根の階段、つづら折りで森の中を下り続けてゆく仕事であり、同じことの繰り返しとなる。作業だ。痛い。

爪先に体重が掛からないように足を横に向けて接地するなど、試せることは試してみたが、段差の幅が大きくて、爪先から着けないと無理。腰を深く下ろして体全体で体重移動することも考えたが、ひと下りごとにそんなスクワットみたいな体力を使ってられない。アレンジが過ぎると体重バランスを崩して危ない。

 

できるのは、ホールドの最も良い固定岩や太い木の根を瞬時に探し当てて、そこに足の上半分をうまく乗せて、滑らないよう体重移動し続ける、そうした禅の修行のような繰り返しのみである。

 

倒木が出てくるとかなり標高が下がった感がある。道もたまにデレて平坦になったりする。

 

振り返れば延々と登りが続いていた。早朝の暗い中を登っていたから実感がなかった。登りがしんどくなかったのは、私がレベルアップしたというより、仕事量・負荷を眼で見てしんどくなることがなかったためかもしれない。仕事量が見えなさ過ぎることで、疲労を感じず目先のタスクに却って集中できるという「暗闇バグ」である。しかしヴィジュアル的には素晴らしい道だ。竜の背を感じさせる。

 

難所も危険個所もない。が、段差のピッチがえらいでかい所が多くて、足への負担がすごいんですよ。でかい。もう爪先も靴擦れも明確に痛い。これ登山靴が足に合ってないのではないか?? こんな高額なもの買い直すとかむりやぞ(3~5万します)。あと何気に便意が復活しました。なんでや。

 

10:42「二合目」の分岐点。だいぶ下ってきた。がんばった私。私がんばった。目先の目標に集中しながら行動を繰り返した。目先の採算性と行動以外を悪として切り捨てた橋下徹維新のOSAKAは狂っていた。それを支持し「腐った日教組や組合をぶちのめせ!」と支持し破壊にエールを送ったのが私のような府民だったのだ。狂っていた。あれから10年が経ち、私はこうして冴えない下山の中で、爪先を壊し、終わらない便意の突き上げと腸の唸り声に脅かされ、奇妙な汗をたらして悶えている。祝賀会は永遠に始まらない。報われることはない、ただ苦悶が続くのだ。仙丈ケ岳が言う「貴方は自分だけは理性的な主体だと言いたいようね」。私は反抗する「橋下徹は狂っている、府民も国も狂っている、腸も狂っている、みんな狂っているんや」。くくく。トイレは何処だ。

 

「本当に腹がおかしいのではないか」と疑念が閾値を超えたため、正露丸を飲む。1錠ではよくわからないのでもう1錠追加する。結局その効果があったのかはよく分からなかった。あとで小屋やら仙流荘でトイレに駆け込んではガスを出してはまた即充填されたことから、純粋に腸が狂っていた可能性が高い。

 

 

「この道、違うな」「どっかに分岐があったはずや」えっ。うそ。そんな馬鹿な。

「このまま行くとテン場のほうじゃなくこもれび山荘の方に行くわ」「まあそっちでもいいねんけどすぐ近くに分岐があるはずや」えっうそ。そんな馬鹿な。

 

( ´ ¬`) あああああああ

 

←左:間違えて進んだ道(北沢峠いき)

    右:本来行くべき道(長衛小屋いき)→

 

足元と下腹部と肛門にばかり意識を集中させていたから、木の表札とピンクのテープを見落としていた! 事故である!

 

だが無理もない。右側の道は荒れていて細く、普通にオートモードで歩いていると左側の道を主たる登山道と認識するのが自然だろう。

そして分岐を知らせるはずの木の表示板は、掠れて文字が消えていた。なんてこった。

更に、細部を見なくても下れる道なので、地図も細かく見ていなかったので、こうした分岐点があることを予期していなかった。

 

複数の条件・見落としが重なって大きな明確なミスが実体化する、まさにスイスチーズモデルそのものである。教訓を得た。人事部に反省レポートを提出。

 

11:04、下山。お疲れ様でした。

甲斐駒ヶ岳の樹林帯の下山に比べるとマイルドで短かった。向こうのは最悪だった。長く、しつこく、終わらず、バスの走行音だけ聞こえてきて期待を持たせて、全然終わる気配がないという・・・。

 

想定より30分は浮かせられたので、テント撤収~バス乗り込みが非常にスムーズになる。わあい。下山で速度を上げて頑張ると得られるボーナスが大きいのである。代償として足がマジで痛い。

 

 

■「長衛小屋」テント撤収、12:00 バス停

トイレに駆け込んで腸の吐息をバーバー吐き出し、顔を洗うなどして落ち着く。

登山靴も解除しクロックスに履き替える。痛い。足がめちゃくちゃ痛い。確認すると、靴擦れ防止のために貼った絆創膏は剥がれてどっか行っていた。なにしとんねん。右足踵の靴擦れは深刻で、切り込みを入れたように皮がベロンと捲れて切れ込みを入れようになっていた。2週間経った現在も黒い。

 

次から次にこなすべきタスクが来る。名残惜しいとかそういう感情を抱く暇がない。できるだけ待たずに有利な条件で、さっさと林道バスに乗って下りて、麓の「仙流荘」でさっさと入浴&昼飯を済ませたいのだ。バスの席の取り合い戦は避けたい。

 

脱いだ登山靴を車まで運ぶ術がなかったが、押し込んだらザックに収まった。55リットルというのもなかなか大容量なのだと実感。

 

おい「北沢峠」までの車道が長いぞ。

 

「こんな長かったっけ」「いや、そんなはずが」狼狽えるのであった。上り坂つらいです。全ての荷物を背負って運んでいるから辛さは増している。

 

林道バス待合。往路と同じく、座席には番号が振られていて、順番に座っていく。27人乗りなので、次のバスに乗れることが確定。わあい。勝ちです。あと1時間ある。

 

向かいの「こもれび山荘」の優雅な雰囲気に誘われ、吸い寄せられる。

リゾート感があるよね。

ビアかコーヒーでもやりたくなる。実際やりかけた。

だが私は懸念があった。林道バスが2台、下の方に待機していたのだ。

待合室にある程度の客がたまった時点で、それが動き出すのではないか。

 

案の定、通常13:10発のところ、1時間前倒しの臨時便が来た。おういバスきますよ。おうい。

 

 

■12:15 北沢峠 臨時バス ~ 13:00 仙流荘に着

小さな車体なので車内はギチギチである。

 

皆、同じルートで同じタスクをやり、同じ体験をし、同じ成果を上げてきた、極めて同質性の高い集団だと思うと、他人の顔をしているが、実に奇妙なものだ。

だがその同質性は極めて大まかな括りであって実態は一様ではない。体調や登山経験、ルート選択、時間帯、ペース、パーティー、装備、果ては語彙や思想、人生経験などから無限に分岐された、固有の結果がこの集団の成員を個別具体的に分けている。「山」とはそうして個別の特異な奥行きのあるものとして体得され、持ち帰られる。ここに信仰が混ざることも何ら不思議ではない。神を成す遥か手前のマテリアルを持ち帰るのだ。

 

それは時の流れ、加齢と現世への慣れに逆侵し、遡上するような思いをもたらす。宿した光がくすんで弱まってゆくだけだった、放たれた後の矢であった私達を、再び弓につがえなおすような力場の機会を、「山」はもたらす。体はぼろぼろなのだがその力場があると知ってしまったから、私達は何度も山へ呼ばれるのだろう。崇拝するアーティストのLIVEに通うのも同じことだ。私達は弓を欲している。何度でも時空の流れに逆らうようにして放たれたいと願っている。

寝た。

 

着いた。えっ今から登るんですか。

明日有休ですか~ ええなあ~~。

 

避難民のようだ。でっかい荷物を持って移動し続ける。ノマドだ。

 

 

■13:10 ~ 14:15 仙流荘の風呂と飯

初日の晩~早朝にバス待ちで並んだ、例の施設「仙流荘」で風呂・めしを一気にかたすことにします。駒ヶ根市街地で探すつもりだったが、もうめんどくさすぎて死んじゃう(><)

 

この巨大な田舎の家みたいな宿泊施設が「仙流荘」。ヨレヨレになっていて下山後の写真が残ってなくて初日の晩のを再掲。家やん。

 

中はでかい。家っぽい。

浴場に向かうとなぜかボルダリングになってる。

まだ多くの登山者が下山してきてないので、風呂まったり浸かれる。

が、疲労のせいか湯に浸かってると気持ちが悪くなってきた。あかん。長湯できん。湯治したいのに全然だめです。

 

南アルプスの岩石が展示されている。「ホルンフェルス」は甲斐駒ヶ岳の岩石斜面で大量に見ましたね。

「蛇紋岩」が名前といい黒光りといい最もかっこいい説。この岩を火で炙って布にくるんで湯たんぽ代わりにしたと・・・邪悪な名前と対称的にあったかいエピソードでした。

 

湯でフラフラになったので飯ります。

駒ヶ根名物「ソースカツ丼」一択です。ここのはあっさり。もっとどぎつい味でよかったな。

他の卓も登山者。食べていたら次のバス便で下山してきた一群が入店してきた。下界の山小屋みたいな施設ですね。

ここで下山してきたみっこはんパーティー3名と再会。最初から最後まで2パーティーの同期がとれた回でした。まあ同質性の異様に高い暮らしが営まれていますから。

 

土産物チェック。

土産物が足りません。ミヤゲソウルを高めたいと思います。

ねこはかわいい。

 

 

■14:25「道の駅 南アルプスむら長谷」、ジオパークインフォメーション

往路で看板を見てから目を付けていましたんや道の駅。ミヤゲソウルを満たします。施設名の「長谷」は「はせ」で良いようです。

www.inacity.jp

www.inadanikankou.jp

 

道の駅のためにこんな施設建てるかな。居抜き物件ではないのか。

 

さすが長野県の山間、虫系食材があります。ハチノコ、かいこ、イナゴ、ざざむし等が並ぶ。話にはよく聞くが、実物をまじまじと見る機会はないので、まじまじ見ます。

さて買って帰るかどうかは悩ましいところで、興味本位で買っても使いどころが微妙なので、見送ります。バッタは白飯と合わせると美味いと思うのだが食べ方も知らない。誰か虫ごはんパしましょう。長野と台湾。

 

離れにエコパーク関連の展示室があります。

蛇紋岩ファンになりつつある。

 

近所に「美和ダム」があるため、「ダム再開発カード」の配布案内がある。

ダムが大量に参加してきたZOOM会議の画面みたいで、気分はあまりよくないです。

私は素人なので、いわゆる「ダムカード」とここでいう「ダム再開発カード」との違いがわかりません。

www.mlit.go.jp

 

南アルプスの地形、自然、動植物について理解を深めます。知識だけ詰め込んでもだめなんや。実体験と相乗りさせないとだめ。

地学を久々にやろうという気分になってきました。メルカリを見ます。

 

 

■14:50 ~ 21:00前後 自宅に帰還

なんだかんだで15時ぐらいになるよね。本気を出せばもっと立ち寄りポイントは作れるが、もう早く帰りたい。

奇妙な鳥の飾り?がしばしば現れる。地域の風習、祭りの装飾かと思いきや、吊り下げされたカラス風オブジェもあって、どうやらカラス避けセット(猛禽類 × カラスの死骸)らしい。カラスの嫌がることを詰め込んでいく、Chim↑Pomの逆スタイル。

 

とりとめのない写真が好きです。

 

帰路は高速道路がしばしば事故やら事故の片付けやらで、ぬるい渋滞を繰り返し、時間がかかりました。ふう。山もしんどいけど高速もしんどいな。

 

 

帰宅後、これまで初の登山からずーーっと使い続けてきたTHE NORTH FACEの55リットルザックに別れを告げます。

もう素材がボロボロになってて、ザックの口の部分がちりぢりに剥落するようになってしまった。致命的ではないのだが、素材がほころびてゴミを撒き散らすのはよろしくないので、断捨離。お疲れ様でした。

無事に下山できたけれど、足は無事でないので、歩き方や登山靴の選び方について、基礎からYouTubeを学びます。

 


www.youtube.com


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こういう工夫やってんねんけどな・・・。

 

釈然としません。

 

( ´ - ` ) 完。