H25.6.22（土）【廃墟】姫路モノレール跡（１）姫路駅周辺～軌道跡
姫路モノレール跡をたどる
廃止されたモノレールの軌道が残ってるんです。
姫路モノレール跡は廃線、珍スポット好きにとってはかなり有名ですが、
大阪からは中途半端に遠く、なかなか行く機会もなくずっと放置していました。
しかしこの６月に新聞報道で
( ・＿ ；)え？
撤去ですか？
やばい。行かねば。
さあ、
姫路～。
大阪から新快速で１時間。芦屋がどうの、六甲山がどうの、遭難したら焼き肉のタレでどうのと
雑談に興じていたらあっという間。
おしゃれになってる気がする。
しかし駅から数分歩けば、廃れた顔を見せ始める。
「姫路大劇会館」。目に飛び込んでくるレトロ感。
ボーリング場に「コンピューターボウル」とわざわざ銘打っている
のがいいね。
ゆるキャラになりきらない時代のもの。
カラオケ「Time Machine」（すごい店名だ）のキャラに至っては
動物ですらありません。ぶっとんでいます。
先ほどと反対側の外壁。
キャラクターのやんちゃ度に反して、良い廃れ方。
「地方都市の国道沿いではやたらゴリラを見かける」という法則がありますが、
この姫路大劇会館も例外ではなく、いいケツをしたゴリラが迎えてくれます。
昼飯には姫路B級グルメ「ぐじゃ焼き」という、
もんじゃ焼きとお好み焼きの合いの子のような品があることを知り、
創業４０年近くになる老舗「森下」を探していたのですが
( ﾟq ﾟ )本日閉店。
あうー。
気を取り直して商店街へ戻ります。
忍町あたりの問屋街は古い店が多く、楽しいです。
リリー缶詰！
りんごや白桃の缶詰ですね。小学校の運動会で使う竹のポールの土台とかに使われてた。
それで昼飯は、あるお好み焼の店に入ったんですが
家族でやってる店で、息子さんらしき人が、反応のとろけた婆ちゃんに
むちゃくちゃイラついてて怒りまくっており、
客の私はどうしたらいいかわからず、なかなか気まずかったです('o' )
きまず飯
しかし息子さんが中座して、何のスイッチが入ったか、
これまで脳がとろけ気味、もしくは耳が遠いかと思われていたご主人＆婆ちゃんが色々話しかけてくる。
「にいちゃんどっかから来たん」「観光か」「なに、モノレール。」
「モノレールは柱から柱まで撤去するのに二千万かかるんやて。柱から柱までやで」
「今日明日はゆかた祭りやから見ていったらいいわ」「すぐ近くや」
「人に会うたりすんのが苦手やったら好古園に行ったらええわ」「こまいとこやけどきれいや」
( ＞＿＜)
わたしが人間苦手なことまで見抜かれる始末
そして雨が降りかねないような曇り空だったのに、どんどんすごい勢いで晴れ始める。
調子に乗って酒を飲んだが、気温が上がるとともにフラフラする…
山陽電鉄の線路をくぐり、西駅前町の方に行くと
おお、これですよ
( o^−´)b モノレール軌道跡！
まさかこんなに姫路駅に近いとは思わなかった。。
（つづく）
