nekoSLASH_記録編(日常・登山)

『nekoSLASH』分家。日常、登山、廃墟、珍スポットの記録集。

【珍スポット】宇都宮動物園(3)

【珍スポット】宇都宮動物園(3)

 

絶滅危惧種のレトロ・珍遊具が目白押し( ゚ p゚ )ノ

 

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おねえさん「はりきっていくわよ!」  \(^o^)/ 逝きます£

 

  

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ダラダラ長くなってすいません。この動物園が半端なく珍種豊富なため狂喜しとりますです

 

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妹が不良のようだが大丈夫か? 前歯?舌?は虹色だし、両耳にトンカチ刺してるし、、地方の不良は相当斜め上にレヴェル高いことを思い知らされる。そして姉妹店の守備範囲の広さ(狭さ)も尖っている。

 

 

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 じじい「アッパレー!!」  \(^o^)/うるせえ!

 

 

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大半の遊具は稼働していないっぽい。

我々常人が量子論だの特殊相対性ナントカだのをブツブツ唱えたり唱えてもらったり、プロが加工し味付けしてくれたアニメだのNHKドキュメンタリーだのをあれしてくれないとそこまで入り込むことが出来ないのに対し、児童はこんな簡素な遊具に横揺れ、縦揺れされることで時空世界に没入できるというのか。

 

強い。

私は小便を漏らしそうになった。そして耐えた。

 

 

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巨人「まあ落ち着け、レッドブル飲もうか」 

  \(^o^)/かましいわ

 

 

人体改造され、胴体が滑り台になっているという強烈な巨人である。家畜人ヤプーさながらの光景にこの歳になると(34歳)絶句させられる。

 

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巨人「僕のやる仕事はね、誰でも遊具から転がり落ちそうになったら、

 その子をつかまえることなんだ」 

 \(^o^)/うるさいわい

 

 

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虎が汽車から子供が落ちるの狙ってますけどね( ゚q ゚ )

割と油断ならん世界です。

 

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ウルトラ「赤ちゃんは私が守るお!」 /(^o^)\めんどくせえなおまえら

 

 

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ワニワニパニック「僕を叩いてください」 /(^o^)\遠いわ!

 

 

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キティ「電源入れなさいよ!」  \(^o^)/ 一生寝とけ

 

悪夢のようだ。何かがくるっている。

おや猛獣が。

 

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桁違いに巨大だが油断だらけの立ち姿。野獣研修を受けなおすべき。

 

 

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次回訪問の機会があれば「洞窟探検」はチャレンジしてみたい。

この角度から見ると熊の立ち姿は特におかしくない。陰影のせいかな。

 

 

あ、千葉浦安の人だ。

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デ鼠「意識を撹拌しよう☆  ハハッ☆」  \(^o^)/浦安に帰れ

 

 

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 小ダンボ「毎日飛んでいたら体がボロボロになりました」

 \(^o^)/そうだね☆

 

 

その時、私はひどいものを見た。悪辣なメルヘン、

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巡査が花に埋もれながら無人の交通整理をしている。

ヘロインの桃源郷の最果てのような光景。

 

 

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珍スポットは精神と時の部屋だあ。

出てこれてもシナプスは1㎜も成長していません。

 

f:id:MAREOSIEV:20140624002707j:plain比較的新しい遊具のようだが、世界観が謎。

アラレちゃん的なリアクション。大脳辺縁系に歪な刺激をもたらす。

 

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スペースうさぎ「君は宇宙への敬意が足りないにゃー」 ( ゚q ゚ )もう十分です

 

 

おや古風な城がありますな。 

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幕末が来るか戦国時代が来るか、はたまた忍者屋敷か。ひやひや。

 

 

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この生気の全く無い空間。なんと言おうか。空間とは生き物である。空気や色彩、質感、明暗、そして種々の置物などが織り成す総合的な知覚体験…音楽のようなものと言おうか。その構成要素がすべて死んでいる場合、私は「空間が死んでいる」と表現している。これが当てはまる代表例は、年季の入った廃墟だ。ここは現役稼動中の施設であるにも関わらず、熟成された廃墟と同格の死臭(うま味)が滲み出ている!

 

ほめてんのかけなしてんのか分からんな

 

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しかし展示物も一貫して死体(標本)なのでそのデステイストは完璧なのです。

床のマットの整合性のなさ、コンクリ壁、窓から差し込む冷たい西日・・・世界の調和は極まっています。

 

 

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近隣の山で採集したのかな。

 

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否 /(^o^)\ 結構ガチ。

さて「原住民はこの虫を食べる習慣がある」は成虫ではなく幼虫(イモムシ)のことではないだろうか? さすがにこの成体は外骨格が堅牢すぎて食う部分が乏しい。

 

 

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ガチ2。世界最大の「グモ」ってなんだよと思ったら上に小さく「毒」と書いてある。漢文の奇妙な送り仮名みたいだが新鮮だ。毒に関する言葉が赤字なのかと思ったら「毒液」は黒字で次の「注入」が赤字。法則性が難解だ。

左上・大王サソリの説明文も奇怪だ。馬に「昆虫を主として食する」種類は無いと思うが、現地(どこの、)通によればそういう馬もいるのかもしれない。

 

標本に真面目に付き合うと日が暮れてしまうので、適当に切り上げましょう。

 

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 カンガル「蝶の鱗粉 アフゥ~~」 ( ゚ p゚ ) 旦那ハイな眼ですな、

 

 

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城を出ると某・目玉の親爺が寒風の中を入浴している。

こいつの肌は比熱がどうかしていて恐らく氷点下も問題ではないのだろう。

 

 

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家族構成が良く分からないが、髪のおばちゃん度で判断すると右端の女性は母親だろうか。では父親はその左隣で団子で踊っている小柄な男性だとしよう。左のおかっぱ二人は娘と息子で、「あんたらがしっかりしてるから何とかなってるけどねえ・・・」とか母親に言われて「いやあお母さんほどじゃないよ」「でしょ?俺らすげくね?」みたいな会話が想起される。父親はアホなので団子で踊っている。自分の未来絵図のようだ。胸が痛い。

 

 

 

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 建物の片隅では、凄い形相で舌を噛んでいるのがいて、戦力外通告を受けた選手の一抹の哀しさを垣間見る。どういう造形してるんだこれ??

 

 

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嘆きの船首女その2。もう土色です泣いているどころではない。

 

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 やさぐれた女「撮ってんじゃないわよ」 ( ゚q ゚ )はいすいませんはい

 

 

1時間強の体験だったが、宇都宮動物園、凄まじい濃度であった。

これは廃墟、珍スポットが好きな御仁であれば確実に没入できる。また、動物好きの方にとっても良い園である。

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ヒーローはあなた自身だ、宇都宮動物園さん・・・。