【祭】2019.7/25_天神祭 2019(本宮・花火大会)
JR大阪駅から環状線にのって帰ろうとしたら、ホーム入場規制が行われていて、「あーあー、祭りなんですね」と思いました。あーあー。それで観念して、天神祭の花火大会に突っ込んでやらうと思いました。
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天神祭は来場者数が多く、混雑もすごいことで知られています。特に花火大会。130万人動員とか。政令指定都市かよ。さいたまレベルですね。大阪市にさいたま市を瞬間的に移植するようなもんです。どうかな。
天神祭、行ったことはあるが、それは大阪天満宮、天神橋筋商店街、大川沿いの露店を回ったり、神輿を引き回すのを眺めたりしただけです。花火大会はめんどくさくて行ったことがなかった。めんどくさいんですよね。家でyoutubeでみます。
しかし駅の環状線ホーム上でロープを張られながら4,5本待たされ、ここはTDLちゃうねんけどなあといらいらしながら列車に乗り込み、乗ったらまたえらく停まったままで待たされ、周囲の乗客の汗とか汗とか汗にまみれているといらいらし、ここはTDLちゃうねんけどなあと悶々としていますと、民をこのように狂わせているものの正体を見極めたくなり、スーツがどろどろになりながら、桜ノ宮駅で途中下車です。やったらああああ。わあああ。
※改札出てすぐのローソンでストロングゼロをキメました。
※いつもの機材がなかったのでOLYMPUS TG-4 Tough を投入しました。
19:30過ぎにJR桜ノ宮駅を降り、すでに花火がぼんぼん上がっていて、あーあーどうすんのこれ、とか思うわけですが、ストロングゼロが入っており、判断力はなく、音と光のある方へ体が向かうという自動運転に切り替わります。
予想外だったのが、桜ノ宮の街の中はあまりひどい混み方ではなかったこと。路上で民が座ったりふらふら歩いてますが、普通に歩けるし、建物の合間から花火も見える。一番混んでて不快だったのがJR大阪駅のホームと列車内というわけで、ひょうしぬけしました。それでも南下してドンキホーテへ向かうあたり、川沿い緑地に面した道は局所的に激混みしていて、ぬるぬるになりました。
ドーンドーン。
面白かったですね。花火自体というより、花火の明暗と炸裂音のある都市という状況が面白かった。
淀川の花火大会だと、駅から土手にかけて大量の人間がすし詰めになり、身動きとれない記憶がありますが、こちらは自由度が高く、花火を散策している実感があります。私は「花火」を綺麗に見たり、全体を整った「風景」(=コンテンツ)として味わうよりも、「花火」の中を自由解釈したいんだと思います。だってさあああ。この残響と振動さあああ。空間がさあああ。たまんねえんだよおおお。わああ。
花火の音が周囲の建物にバカスカ反響し、目の前が黄色や赤で明滅し、民がうぞうぞと方向性なく歩いているのを見ると、内戦で思考がマヒした世界を見ているようで、陶酔感と何やらとが入り混じって変な一時でした。へんになりましょう。
( ´ - ` ) 完。