【diary_新型コロナ】R2.4/13（月）～17（金）＿１人10万円給付、緊急事態宣言の全国拡大へ
日々状況が変わり、体感的には３日おきぐらいに政策の動きと、医療機関の状況・患者動向などの動きが断続的な波を伴っています。どうなるかな。
＜4/13（月）＞
知事による休業要請＆「出勤者を７割減らすように」との首相発言から、今週は各職場で働き方の大きな動きがあるのではないか。眼下に見える大阪の光景も抜け殻になってきた。nukegara.
朝７～８時台の通勤電車の状況は特に変わらない。強いて言えば駅構内～次の駅までの合間は人口密度が１～２割減になった感がある。生活で一番の「３密」がダントツで通勤電車＆ホームであることは間違いない。
ただよく話題になっているように、スーパー等への買い出し行列混雑がこの有様だとすると、通勤と同じく高リスク。たとえ自宅待機や時差通勤に切り替えても別の３密機会を作っていることになるだろう。密の輪廻だ。
経路を変えると人口密度が極端に減ります。休業や在宅勤務に切り替えた施設への通勤の波がごそっと消滅した模様。車もいない。大気が綺麗になるわけだ。人類が不活性になればなるほど地球が綺麗になるという悲しき真実。私達はこの星では不要な存在だったのでしょうか。よよよ。
家の蛍光灯を買ったら別の蛍光灯が切れたので、ヨドバシに行きます。インフラ依存だ。後にヨドバシすら閉店を決めました。インフラが終わっていく。
見ての通り人口密度は減ったものの、ほぼ等間隔で機械のように歩くビジネスパーソンの群れが見えます。ロックダウンを避けつつコロナも防ぎつつ、ぎりぎりのところで経済を回すという状態なのがよく分かる。
大阪府・市、府立・市立の病院機構と阪大が新型コロナのワクチン・治療薬開発に向けた協定を結んだ。地味すぎて日頃忘れがちだがポテンシャルは高い都市なのだった。
◆4/13（月）国内感染者数： 8,006人
＜4/14（火）＞
大阪市・松井市長を久々にTVで見たと思ったら「市立十三市民病院をコロナ専用病院にする」と表明。いつかどこかが踏み込むと思った集約化を、大阪が真っ先に着手したのはすごい。
コロナ対応と一般患者の対応を同時に行うことが、困難になりつつある。１か月前から困難だったものが、物資の不足、感染者数の激増と蓄積により、大変なことになっている。
全国、特に東京、大阪、兵庫で病床が足りない。特に東京は感染者数の増加が連日100人を超えており、救急搬送の受入先すら難渋する事態に追い込まれてゆく。
一方で感染が地方、離島に広がっていることがいよいよ実態を伴った問題として浮かび上がってきた。沖縄県は増加が止まらず、4/13時点で計72名。うち2名が石垣島での発生であり、とうとうまずいことに。「休みの日に旅行に出歩いていた若者」への怒りが再燃した。
新型コロナの感染力がすごい。どういうデザインなんだ。ウイルスをペンキに喩えて、帰宅時の消毒・清掃を呼び掛ける動画があったが、その位のインパクトがあるかも知れない。
先週よりもかなりまばらになってきた。
仕事では、我が部署はリモートワークや自宅待機は「対象外」。保育所や学校の休館に伴うやむを得ない事情による休暇は認められるというもので、何の事情もない私は「有休をはめる」ことしか出来ません。いや4月から有休ぶっ放すと後に肺が破れたりしたときに困るのな。
東京が悲鳴を上げている。
はんこ文化が在宅ワークの妨げになっていることに対し、竹本IT相が「しょせんは民間の話」と切って話題に。
はんこ出社 ＞コロナ
ぎゃはは。これはあかんですよ。なんかウイルスが社会システムの不備をことごとく明らかにしていくこわい。
あと日増しにテドロス事務局長の地球規模のタフネスさはすごいなと謎の関心をするようになってきた。私もメンヘラなのでそのようになりたい。
◆4/14（火）国内感染者数：8,173人
＜4/15（水）＞
4/14に大阪・松井市長が未使用の雨がっぱの提供を呼び掛けた。医療機関で防護服が不足しているためだ。なぜ足りないのか。製造が止まっているのか、流通が止まっているのか、それとも余所に大量に流れているのか。末端の遥か先にいるので、地球の物流のことは分からない。ないのだ。ないという事実だけがあり、事実の中で医療職がしのいでいる。
HEP方面は普段から通勤時間帯の客足が少ないが、より一層の休眠状態。
停止している。
店に昼飯を買いに行ったら、レジが透明ビニールでシールドされていた。ようやく接客の現場の最前線を守ることになったらしい。
仕事もあるっちゃあるのだが、全部署あげて洗い出し＆減産体制＆新部署への再振り分けへ動きが見られる。新型コロナにより様々な対策が新たに必要となったりして、追加の人事異動が出されたりしている。
こういう動きは早ければ早いほどいい。
夜には石田純一が感染した報。 芸能人は一般人と違って、露出と交友が仕事だから大変ですね。飲んで遊んでするのが仕事に直結している。
◆4/15（水）国内感染者数：8,722人
＜4/16（木）＞
減収世帯に30万円を支給する話が、いつの間にか「国民１人あたり10万円を支給（所得制限なし）」へ方針転換されていた。今度こそ、はよやってくれ。「お肉券」「お魚券」の騒動の結末がようやくこの10万円なのか。これ以上ブレないでいただきたいものです。はよやってくれ。
ただ、経済同友会のえらいひとは「現金で配ると貯蓄に回る可能性もある」と、電子マネーでの給付を強調していた。 もうどっちが良いのか分からん。貨幣を徹底的に電子化したいなら電子マネー一択だろう。
「この国はもう紙幣刷りません！硬貨やめます！」と言うのなら、そういうビジョンに向かって国民を教育すればよい。それに、現金通貨のやりとりが、十分にコロナ感染を媒介しうることがもしも示されたら、賛成の声も上がるだろう。かたや、詐欺も横行するだろう。ただ制度変更に乗じてお友達にマネーをバラマキ、還流させる仕組みをそっと作るようなことはしないでほしいですね。ゲームマスターとゲーム最上位者だけが常に勝ち続けるような仕組み作りだ。それを防ぐために民主主義はある。はず。だった。
「アベノマスク」がいよいよ郵便局まで来ているようだ。いつ来るのだろう。小さいとの評判だ。466億円という数値を多くの人が記憶することとなった。呪わしい数字だ。なぜこうなった。わからん。
GWが近いから緊急事態宣言を広げるという話だ。なら早くGWを秋にでもずらしてくれれば良かったのにと思う。コロナが落ち着いた頃に民を旅行に行かせ、金を使わせ、金を稼がせる。だめすか。あれか、学校や企業、官公庁をこれ以上休みにさせると色々滞るからか。
既に緊急事態宣言の出ている７都府県に加え、北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府の６府県が「特定警戒都道府県」に指定された。これでGW間の移動をフリーズさせる狙い。家で踊ろう。隣人トラブルに気を付けろ。
FF7Rのエアリスは整形の行き届いたキャバ嬢かAV女優のような面立ちだが、クラウドの斬撃が通りにくい相手に遠隔でぱしぱし入るのは良いですね。※視る専のためプレイしていません。
◆4/16（木）国内感染者数：9,296人
＜4/17（金）＞
徐々に身の回りでコロナの包囲網、コロナの波が迫ってきていることを、うっすらと感じる。今まで姿も形もなくマスコミとTwitterによって薄っすら立ち上がった「オバケ」だったのが、感染していない組織や地域の方が珍しくなってきた。職場の動向、取引先、友人の身の回りなどに徐々に近接しつつある。
職場は一応、１時間の＋－をつけた時差出勤が選択可能になっているのだが、時差をつけても既に職場は過疎ってるし、交通機関はプラマイ１時間では混雑が大して変わらない。「人との接触を８割減らせ」と言われるが、石田純一と私では１日に出会う人間の母数と幅が違うのだ。私のようなのが「８割」減らすと職場にも行けなくなるし、それでも小数点に突入しそうなので、自我を何分割かして母数を水増ししないといけない。
緊急事態宣言の拡大が図られ、都道府県の越境を封じる動きがとられてゆく。幕藩体制に戻りつつあるのか。とにかく10万円の給付だ。麻生大臣は「手を上げた方に一人10万円ということになる」と言った。いやな予感がする。行政は申請主義で成り立つ仕組みなので仕方ないところもあるが、往々にして国や自治体の手続きは厄介だ。マイナンバーの活用をどう絡めてくるかが見物だ。
「ホワイティうめだ」の全店が休館、行き交う通勤者のみとなっていた。リニューアルで泉の枯渇した「泉の広場」は、より一層、しょぼくれた、枯れ果てた姿である。
飲食や購買、娯楽の機能を失い、デザインも死んでいて、管理・監視の機能だけが生きている。
都市が管理・監視機能だけを強化し、他の装飾や遊び――文脈の枝葉を切り捨ててコストカット化された姿は、「文化」を棄てたともいえる。それは排他的でもある。自己目的化された管理・監視。トートロジーのような都市だ。中国を初めとする各国からのインバウンド大量流入はその円環をにぎわいと経済効果によって破壊し、都市を本来の猥雑でカオスな場へと引き戻してくれていた。「多少のことは目を瞑ろう、楽しければそれでいい」の精神だ。それが退いた今、権力性だけが透けて見えるかも知れない。
大阪有数の歓楽街「東通り商店街」は、さすがである。半数以上が店を閉めているが、なおも明かりを灯し、店員が立って呼び込みを行う店もある。客は非常に少ない。ほぼ、帰路を歩む通行者だ。しかしこの華やかさ、「休業要請」が出ていないかのように錯覚する。
大阪や東京の「中心街」から人の流れが何パーセント減ったかの観測報告が上がっていたが、流れの脈が変わっただけとも考えられる。在宅ワークや子育て拘束へのシフトによって、より生活の場に即したところへ、人の動きが変化しているのではないか。
いけめんは何度見てもいけすかない。
黙々と歩いて天神橋筋商店街。ここで驚愕の光景を目の当たりにする。マスクだ。普通に両脇の店が、店先にマスクをわんさと並べて売っていたのだ。おいっ。ほんまか。
難なく買うことができるではないか。
が、これが実にヤミ市場的なものだった。
というのも、売っているのはドラッグストアでも薬局でもコンビニでもない。個人の雑貨屋やコスメ屋、衣料品店である。
どういうマーケットからマスクが流入しているのか分からないが、その違和感を喩えるなら、「楽天」で売られているような、割高な品を引っ張ってきてそのまま店頭販売、あるいはまとめ買いしたものを個包装し直して、ばら撒いているような感じだ。
よって従前の正規ルートの定価ではなく、「楽天」の市場にかなり近く、１枚60～100円が相場。１パック3枚、5枚入りなどで売られている。一見、50枚入りのハコ売りかと思いきや、箱は視覚効果だけで、売られているのは3枚とか5枚にセットされ直したものだ。
何かに似ていると思ったら、天神祭の出店感覚なのだ。長年、祭の即興性とゲリラ性（祭りになれば、本来の事業と無関係の酒や焼き鳥等を店先で提供するというライフスタイル）で鍛えられているがゆえの商感覚なのだろうと思った。
道理で通りを歩く客の挙動がやたら慎重なわけだ。ドラッグストアで定価売りされるときの、マスクへ殺到するのと全く異なる。吟味・思案。日本人は慎重な魚のように、餌に食いつかない。身の丈に合っていなければ、渋る。なのでどの店も吟味、様子見しつつ、最低限だけ買う、という動きがみられた。私もそうだ。
半年後の世界を考えると、１枚60円あたりなら買っておく方が良いのかもしれないけれどね。
布マスクとフィルター5枚だけ念のために購入。（980円＋220円）
なぜかというと、いよいよ郵送されてくるであろう「アベノマスク」が、顎にもかからぬパカパカ仕様ともっぱらの評判だからだ。顎で留められぬマスク･･･アベノサイズである。なぜ安倍首相はいつも顎に掛からない、小さなマスクを着けているのだろうか？「ホンマでっかTV」あたりで、心理学的、脳科学的にあのアベノサイズの原理を説明してほしい。
東京都の感染者数は201人に達した。PCR検査のキャパが限界に達しており、厚労省はついにドライブスルー方式を容認する方針を出した。医療機能が終わっていく。
◆4/17（金）国内感染者数：9,849人
