第3回 芦屋バル
バルってきたぜ!
バルバルバルバルバルバルバルバル\(^o^)/
祭りだワショーイ\(^o^)/ (※注.芦屋です)
芦屋の飲食店の多さとレベルの高さは素晴らしいのだが、芦屋に住んでるわけではないっていうか方向が真逆なので、梅田と違ってまず食べに行くことがない。
そんな芦屋に疎い子にも心強いイベント。「芦屋バル」では、試食感覚で店をはしごして食べ歩くことができる。
チケットは5枚つづり、前売り3500円、当日4000円で、「芦屋バル」参加店(今年は49店舗)に行って「バルで」と言うと、チケット1枚で対象の「バルメニュー」を提供してくれる。なんだか200円均一バスみたいな手軽さで気に入った。
49店舗…( ー_ー)
多いな。。
18時に酒の縁者(いっしゃん)と合流し、レッツゴー3匹が斬る的な心境でゴー。
一人足りない分は心の友をめいめい呼んで補完。
小寒いベンチで作戦会議。「スイーツとか軽食はカットしましょう」「今回行かなくても普通に絶対に行くだろうところも省いてOK。生パスタ?それは別日でいいです」こうして順調に絞り込み。
距離がかなりコンパクトで、JR芦屋から阪神芦屋の間にたいがいの店が集中している。行きたい店に〇つけて、あとは雰囲気や混雑状況で判断。作戦は「大きく左回り攻め・締めはバー的なアレで」。
\(^o^)/
開始5分後に脱線。
奥田酒店。( ゚q ゚ ) バルまったくかんけいない。店先にこんな物騒なブツを掲げている。これはヤク中患者に白い粉を見せようなもので、当然ながら脳がワーワーする。
年一回とか 限定とか 生だとか 絞りたてだとか ヤバイ。
予約( ゚q ゚ )完了 これでもう あとは 酩酊さ。
「緑川 ゆららか(720ml)」「大黒 しぼりたて(1.8ml)」これで年末の火力が増強。・・・おれ今日なにしに来たんだっけ。ええ? あそうそうバルでした。
1店目。
No.17 「アシヤ食堂 manchos!」
( ・_ ;)ビール美味いんですけど。
よく動いた後のビアは最高です。
午前中のイベントで、はばタンの中の人になっていたが、気分が妙に高揚して昼飯を食う気にならず、ここまできました。肉じゃー。
「特選黒毛和牛の本格シチュー。トリュフの香り、バケット添え」うむ。うまい。
店内の大型ディスプレイにサイバーなトランス風の光模様な映像が流れ、「ああこれは学祭のようだ」と私は頭を抱えた。
人類が進化して、さっさと、妊娠中も授乳中も飲酒できるようになるといいなあと思うよ!
ついでにカフェインもな!
「けど妊娠中に酒が我慢しきれず飲んでしまったって話聞きませんよね」
( ゚q ゚ )
人類の神秘。
川を渡ろう!
2店目
No.4 「BLUE MICE」(ブルーマイス)
4軒も並んでいるのでかなり悩ましい。隣のNo.3「芦屋 串の助」もかなり気になる。しかしこちらは通常営業でも来るだろうことが予想され、「できればこういう機会でしか入りそうにない店へ」ということで、ブルーマイスへ。
「OTO BAR」そういうジャンルなのか…ROCK好きな同期と飲み歩く機会も、皆が家庭を持ち、子供が出来てからは、すっかりなくなってしまったお。かつては・・・こんな店なら、ノリで入ったものだ。ダーツがあればなおさらだ。時代は変わったのだ。そして私は進化を見送った孤島の鳥のように妙な色ばかり追う。らん。
説明書きでは「7周年を迎えた芦屋唯一ROCKをアテに酔えるバー」とのことで、唯一というところが妙に納得させられる。確かに、SEX・DRUG・ROCKの類は芦屋と相容れない。いやもしかしたら芦屋の山手側には、この世が滅亡する様を眺めながらコニャックを飲みたい上流層とか、自身は実質セレブなのにセレブな人種に対して異様に鬱屈した想いを抱いていて破壊願望を募らせてる層とかが隠れているのかも知れませんよ。
しかし店先に
??市議会議員??
ああだめだ議員と聞くと職業上すごく緊張感が…。
と思ったら、BLUE MICEの店長さんの名前だった。なるほど、議員風PRか。
( …と思ったがどうにも引っかかったので、帰宅後もう一度調べてみたら、本当に芦屋市議会議員だった。ご苦労さまでございます。ああ心臓に悪い。いや芦屋市関係ないけど。)
店内のスペース広い。店内でのライブも催されるようだが、客席側は人ひとり通れるかどうかで余裕が無さそう。カウンター内をうまく使うのだろうか?
ROCK好きで、レコードやよくわからんビデオを蒐集している人って、フィギュア等の小物、おもちゃもよく集めていたりしますな。あの親和性はどこからくるのだろうか。この怪人誰?
バルメニューは「高級サバ缶+好きなドリンク(カクテルOK)」。
サバ缶???
サバ缶。
我々はオリジナルカクテル「レッドツェッペリン」をトライ。通常なら800円する。破格の安さになっていて拝みたくなった。
そして3種類のリキュールが配合されているとのことで…一つはカンパリ。あとは謎だった。酒の修行が足りないことを改めて自覚したが、これ以上取り組むと確実にのうさいぼうがしぬとおもった。
マスターアオヤマご自慢の一品、この店の主役が鯖缶。「たっぷり入ってますからね!たぶん一人一缶だと多すぎると思うんで、一つはお持ち帰り用にお渡ししていいですか?」
うまい\(^o^)/そして実際多い。
これは先に提案してくれて良かった。腹具合によってはサバ缶で芦屋バルが終わりかねない破壊力があるwww
缶は、マーメイド印の若狭・小浜の品。 酒にも良いが、熱い白ごはんにもいいな…。ウフフ。
バーの感想を書いてるようには思えないが、店内をぐるりと歩いてみると、エレキギターが立てかけられており、ROCKのCD、様々なビデオ、DVD、雑誌。「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」があったりして嬉しい。
芦屋川沿いを下ると、カトリック芦屋教会が凛とした佇まいを見せる。
神よ。酒飲んだら頭良くなりますように。
3件目
No.41 「居酒屋をさむ」
川の東側、スーパー・パントリーの裏手。阪神芦屋駅近くの雑居ビル。飲食店が密集しているが、その2階にある「をさむ」ちゃんに寄ってみた。開店1周年おめでとうございます。
バル用肴盛り3種&1ドリンク。
さつまいものコーンポタージュがおいしかった。かき揚げも◎。赤いのはハムだったかな…忘れた。
通常メニューでさりげなく銀杏が気になった。うおお!秋じゃねえか!銀杏食いてえ!
どうもこの店のポテンシャルは高そうだったので、後に調べてみたが、来店者のブログ等を見る限り、各種の若干マイナーな地酒(それも山廃とか)が楽しめる上に、ワインもいけるし、料理がかなり美味しそう… これは要リピートですね。
いっしゃんは空中都市ジュピテルに行っていて、月光龍デスピナスをちくちくやっていました。オーガが鬼門らしいです。前にも後ろにも進めないこじれた恋愛みたいなパズドラ。
もう一店は「創作ダイニング&バー 康平」という、サークルの先輩と同じ名前の店だったので、色々と妄想しながら飲もうかと思ってたら19時ですでに閉まっていた。私たちが来ることわかってて閉めたんじゃ…(妄想
4軒目
No.35 「たのしや」
ここは混むかもしれませんと言われていた通り、7~8人が並んでいた。
人気店。腰を据えて待たせていただくことにします。木製ベンチがパズドラに合う。ひんやりした風が流れる中、激熱のヒリヒリするやりとりがあって、華奢な龍が毎ターン動いて攻撃してくるので
「あっ 回復忘れた」
「GAME OVER」
( ゚q ゚ )話しかけてすまん
たのしや店先。
20分ほどで店内へ。靴を脱いで、和の空間に入ります。
バルメニュー「明石の天然魚刺身、但馬牛石焼、塩おでん」そして酒。
これは普通に食べに来ないといけないレベルの味です。見ての通り、もはやデパ地下での試食のようなもの。バルで何か分かるのか?いいや何も分からんよ! ということです。目星を付けたら後日のっそり食いにいきましょう。
これはいい店。
21:15 芦屋だんじりに出くわす。
ちゃんちゃからんらか鳴っていて、ほどよいスピードと酔いがトランス状態を引き起こす。
\(^o^)/酩酊
\(^o^)/ラリパッ
\(^o^)/パア
5軒目
No.24 「焼き鳥 げん家」
いよいよこれが最後。行こうかなと思っていた「MAIN BAR」は、なんと19時でバル終了し通常営業になっていたため、焼き鳥で〆としましょう。
ビッグネームをずらりと並べたカウンター内。大物歌手が勢ぞろいして今から歌いますと言ってるに等しい。魔王くれ。魔王。魔王くれ。
バルメニューは「秋の旬菜と地鶏の創作メニュー」
あっさりでおいしい。モヒートおいしい。この店も使えるな…。
これだけ回って色々とネタ集めができたことは有意義でした。新地とか難波でもやってくれたらいいのに。
おまけ:「BLUE MICE」のコースター&名刺デザインが池照。
店主・青山氏の家族にはねずみ年の方が多いらしく、そのめでたさとご自身の名字から青色×ねずみ複数形というアイデンティテイーが生まれたとのこと。そしてマウスはカチカチするアレでもあるので、そういうデザインに。
\(^o^)/ 芦屋バル面白かった。帰りの電車で立ったまま寝た。いつか財布盗まれないか心配。