【紅葉】2015.11.28 京都の紅葉名所めぐり 圓光寺
「京都」「紅葉」「名所」「見どころ」などで検索するとだいたい上位につけてくるのが「圓光寺」。
ラーメン激戦区で有名な叡山電鉄・一乗寺の山手にたたずむ、小ぶりで密度の高い寺である。
9:00オープンに合わせて並ぶ。
歳をとって、体力や勢いがなくなった分、知恵が回るようになり、「京都の有名どころは昼前後に行くと混む」という原理原則を理解したのだ。朝をがんばればだいたいうまくいく。
圓光寺というと、座敷から眺める庭の長方形に切り取られた紅葉がすごい。
今回は拝めるだろうか。
いろいろやっている。絶対に人が写り込むから、無人狙いで撮影するには早朝拝観が有効。
元々は禅僧修行のための学校施設(臨済宗南禅寺)であり、檀家を擁しない。
庭のセンスは若々しい。建立は1601年(現在の地への移転は1667年)。この業界では古いのか若いのか分からないが…
スペースゴジラ
を思い出した \(´-`)/
丸み かわいい\(´-`)/
枯山水がぜんぜん枯れてないのが最大の特徴と思う。
「奔龍庭」(ほんりゅうてい)という名のとおり、躍動感があり、渦を巻きまくっている。
もみじだー。密度が低い。
/(^o^)\ 紅葉してねえ。 (※11月末です)
青いなー。去年こんなんじゃなかったよ。
地面はけっこうな量の落ち葉。このまま色づかずに落ちる見込み。
では圓光寺の光景をごらんください。
油断すると青々しさが際立つのでアングルに苦慮した。実際青い。なんだこの生命力は! エルニーニョか。
それなりに人も多くて写り込み排除がたいへん。しかし
竹林、池もあり、よいところでしたね。酒がほしい。
例年なら僧堂の縁側から一望する紅葉が燃えるように迫るのだが、
今年は写真すら撮っていない。全滅だよお母さん。
庭を愛でて一仕事終えた気になっていたが、「裏山に徳川家康が埋葬されているっぽい」と聞き、「あいつのことは好きじゃないけど嫌いでもない」という理由会いに行くことにする。聖人信仰の芽が自分の内にあることがよくわかった。うぇっ。
これは無名の。雪が降り積もったらとても素敵だろうと思う。
大阪人からすると「大阪城を壊滅させた諸悪の権化」という呪わしい想いがあり(私だけ?) 、まあ、ひとこと言ってやろうと思う。「あんたいつかパズドラに出るぞ」「産廃と呼ばれる未来を覚悟しとけ」
かんきつ\(^o^)/ アートの領域だな。
ここには、なんと徳川家康の歯が埋葬されているという。残りどこやったw
我々後世の人間は、そんなパーツを神聖視して拝んでいる。和製スティールボールランができるのではないか。
東照宮。人の歯でここまで神聖に祀れるのかという衝撃にめげそうになる。
やはりスティールボー(略)
小高いので眺めがよい。
圓光寺に戻ってきた。
水琴窟でかんかんいわせるが、さて痩せ細った紅葉とどう向き合えばよいのか。
乱舞させるしかないのでした。皆さん力で押し切ろう。
水琴窟フォト性格診断。①おそなえのモミジを撮る ②てごろな葉を水に浮かべる ③映り込んだ紅葉を撮る ④背景を含めて全体を撮る ⑤水琴のきんきんかんかん音を楽しんで何も撮らない
これで性格がだいたわかる。
③はひねくれもの、個性的と言われたいタイプ。俺かよ。
⑤は天才肌、自由奔放。あこがれますね。
意外とモノクロもいいんじゃないですかね。
圓光寺でした。いいところですよ。