nekoSLASH_記録編(日常・登山)

『nekoSLASH』分家。日常、登山、廃墟、珍スポットの記録集。

【旅】R5.8/14-15_②尾道で夕飯、向島で宿泊、翌朝・尾道ラーメン、千光寺を登って下りる

瀬戸内。尾道と向島を行ったり来たりするお盆。此岸であり彼岸である。

永遠のなつやすみ2。向島で泊まって寝て翌朝を迎えて山を登るよ編。

 

永遠のなつやすみと言った。

夏休みは有限であるが、それを無限へと拡張する術がある。あらゆる物事にも共通するのだが、学校的・役所的・官僚的に言えば全ては同じ尺度から制度によって測定・規定され、抑圧され、管理の対象として納められる。それゆえに有限である。写真や文章のたぐいは、有限の制度管理を緩和、解除してゆく技法である。旅に出よう。ネジを緩めよう。緩みが官僚性を官能へと転換する。うそだ。官僚は試験がある。官能には才能がいる。

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向島へ、宿へ向かって走れ。太陽が沈んでしまうとメロスの首が切られるんや。邪知暴虐の王があああ。ああああ。そんな会話はしていません。王の元への帰還の話、王を裏切る話、蟲毒の話、クフィールの美しさの話、おれの産湯はすごかったぜ話、そういう会話を。してません。夏だ。

 

 

■向島の宿へ移動

しまなみ海道にアクセスして尾道大橋を渡り、尾道のど真ん前に横たわる巨大な「向島」に渡る。

 

■今日のお宿は民泊「旅の宿 向島の家」

向島が思っていたより相当デカかった。何より国道317号沿いが発達していたこと、道中に巨大なスーパー・ハローズとイトウゴフク、ザグザグ連合艦隊がどんと構えて威容を誇っていたことが衝撃だった。瀬戸内海の離島のイメージと真逆だったので、ここ向島は本州の亜種だと思うようになった。素泊まりだが食料には困らないことが確定した。

だが本線から離れるとさすがに山があり、宿への道が 山を削り開いた道路かに包まれる。暗い中で「向島クリーンセンター」やら「向島斎場」やら「運動公園」やらが出てくる。どこへ泊まろうというのか。島民に処分されてしまうのではないか。民家なんてあるのか。あったわ。

 

19:00すぎ「旅の宿 向島の家」。母屋と離れがあり、今回は「母屋」。

立派で大きな古民家である。ありがとうございました和。快適でした和。6~7人ぐらいでちょうどいいぐらい広い。超おばあちゃんの家。わあい超おばあちゃんだ。

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民泊は3人以上で使うとコスパが良く、1人だと勿体ないと実感する。飲み物も、洗う用のタオルも、バスタオルも用意してくれている。部屋が、広い。和室2室ぶちぬきで、広い。広いぞ。広すぎると人間(庶民)は落ち着かず、戸惑い、妙に固まる傾向がある。ぎゅう。

 

夕飯をどこで何するか作戦を立てます。「尾道風お好み焼きがあるらしいので、それを食べたいです」はい。そんなんあるのか。思うに観光客はバカだからみんな尾道ラーメンに殺到するだろうし(※見積もりが甘い)、お好み焼きならそんなに客も来ないし溜まらないだろうから(※見積もりが甘い)、まあGoogle Mapを総当たりすれば何処かはいけるだろう(※見積もりが甘い)。

 

 

■尾道お好み焼きを求めて~尾道中心街で飢える

Google Mapで尾道駅周辺の「お好み焼き屋」を探すと、それなりの数がある。高評価の「ぽっぽ家」にいくぞ。車を島から尾道へ走らせる3人。食のためなら死ねる、とどこかの偉人が言った。その通りだ。

あかん「もう材料切れたからダメ」って。いきなりあかんがな。地方の19:40はきつい。観光地だからと油断していたが、20時に閉める、もしくは21~22時までとWeb情報があっても実際にはもっと早く閉めたりする。それ以上に、客が多い。

 

次の店へ、

おや、

 

(  >_<) 行列。

 

他の有名ぽい所・・・ 

 

(  >_<) 行列。

 

尾道ラーメンもお好み焼きも、

 

(  >_<) 行列。

 

 

あかんがな。

 

まさか尾道で宿泊している素泊まり客が全員同じ思考で動いているとは予想外だった。大学全入時代とインターネットとスマホが、民衆の思考と行動を共通化させたのだ。お好み焼きの店選びがかぶる、どころか、店を選ぶ余地すらなくなり彷徨う苦境、これは、現代批判だ。息がきれる。

 

通りを渡って「さんしん」までやってきた。3組ぐらい待っている。私一人が既に疲れ切っている。なんなんだこの疲労は。おかしい。今回の旅は先週の南アルプス登山と比較にならないほど楽で安全で起伏がない、にも関わらずそれよりも疲れている。脳と身体の芯が擦り減っていて神経が乳酸に露出しているように感じる。

「席が少ないのと、常連さんばかりなので、いつ開くかわかりませんが、それでも良いですか?」絶望である。店内がチラッと見えたが4人卓が2~3席とカウンター5~6席しかないようだ。これでまったり酒飲んで談笑されたら詰みである。列に並んでいた若い3人組も早々に抜けたり、みっこはんを別動隊で放出して別店の空きを確認したりと、ぎりぎりまで粘るが、どうも好転する気配なし。だめだ。翌日のリベンジをひそかに誓う3人。

 

ない。

店ない。開いてない。空きがない。

3ない運動。

 

更に商店街の東側の奥へと歩を進めてみるが、20時になった地方都市は眠り始めていて、ほとんどの店が閉店である。20時就寝とか山小屋の登山者みたいな街である。ここにきてなぜ文章が多いかというと、店探しに必死だったのと、疲れていたのと、めちゃくちゃ気が立っててヤバかったせいか、写真が無かったのだ。マジで無い。写真家を志した人間が夜の街を歩いていて写真を1枚も残していないとはどういうことだ。まあ集団行動ですから。いやどうなんかなそういうことやないな。ループ。

 

全滅も全滅の憂き目に遭い、店探しのスタート地点に戻ってくる。「もしどこもなかったらここで海鮮丼食うか」と言っていた店も店じまいしている。詰んだ。夕食難民化した観光客を嘲笑って 知らない間に自分達が難民化していたのだ。失われた30年からの令和にふさわしい展開である。没落する日本。ああっ。自虐している場合ではない。このままでは飢えて死ぬ。た、た、助けてくれ。誰か、飯を。

だが偏った主張を繰り返す政党に票を投じるようになっては、真の終わりである。偏りは心地良い孤島を形成するだろう。だが同質性が高すぎてだめだ。だめ。

精神の終わりを回避するために、大衆向けの政党に投じ、身を寄せる。つまり、界隈で最もチェーン店ぽいメジャー感の強い店に、駆け込む。

20:15、「かき左右衛門」である。

 

kakizaemon20110726.owst.jp

チェーン店じゃなかった。すいません。

「かき」と打ち出しているが全く何でもありのオーソドックスな居酒屋だった。

 

ウオオオオ( ´ ¬`)

(^u^)飯ゴラァアアアアア

    アアアアアアアアア(^u^)

 

 

(><)うまい。

 

うまいうまいうまい。うまい。

 

(><)うまい。

乾燥わかめに水を垂らしたように、萎縮していた内臓と脳が膨らみ始める。うまううまいうまい。

 

写真が復活した。理性が戻った。なんなんだ人体って。繊細すぎるやろ人体って。繊細さんの星、地球。

だが散策していたのはものの30分強にすぎないことが後に分かった。後から冷静になって振り返ってみると、親兄弟の首でも絞めそうなぐらいイライラギリギリしなくても良かったのではと思えるが、店探しの渦中では本当に親兄弟の首を絞められる勢いだった。イきおい。そういえば今日、昼飯もおやつも食べてへんねんな。でも2人はわりとケロッとしてるんよな。前日前々日に脂肪燃焼サプリ連打したのが良くなかったな。自業自得か。試練だ。

 

ニンジャスレイヤーがいかに名作かを2人でみっこはんにまくしたててインガオホーしました。週明けには買わせていると思う。

 

 

 

■向島の民泊へ帰還(流星群欠席)

何時だったか忘れたが宿に戻ってきた。もう汗で全身がドロドロなのだが、荷造りで何をどう計算したのか、ズボンが今はいている1本しかない。なんでや。ドロドロやいうたやないか。下界の暑さをなめていたとしか思えない。

てなもんでマンダムだか何だかのシャワーシートでズボンを裏返して丹念に拭き、ハンガーに吊るして乾かし、人間はトランクスのみで公序良俗に反するため、早々に布団にもぐり込んで守りを固めた。

あかん。8/16(火)には台風7号が和歌山から真っすぐ上に入って来て、関西一円が直撃を食らう。新幹線は早々に白旗を挙げて木曜の計画運休の報である。終わりだ。2日も早く出しやがった。小唄氏も東京方面の高速バス確保に向けて動き出す。台風7号のせいで翌日の夜は混乱し通しとなった。

 

小唄氏とみっこはんが、なんちゃら流星群を観に行くという(※R5.8/13.17時頃、ペルセウス座流星群が極大とのこと)。いってらっしゃい。元気やなあ。うち、もう元気がない。流星なあ。そりゃセフィロスだ。おやすみ。横になっていたらますます気持ち悪くなってきた。だるさの中に勝手に吐き気が湧いてくる。これ熱中症の初期の状態なのではないか??犬島精練所ではしゃぎすぎたのか。ああ。しってる。

TVをつけっぱにしていて薄っすら眠っていたらジャニーズの若い男たちが歌って踊っていて大変困惑した。NHKで歌番組か何かが流れていたらしい。3人組だか5人組だか7人組だかのスカイブルーの衣装を着たスカイブルーの骨組みの舞台で。あんたたち性被害に遭わなかったかい?しっかり海外メディアに告発するんだよ? スヤァ。

 

 

■8/15(月)朝から尾道ラーメン

「朝7時からやってる尾道ラーメンの店がある」という調べにより、尾道B級メシを混雑回避で朝昼にこなす作戦に切り替えたので、朝6時に起きてがんばろうとなった。案を出し合って策を講じたのは小唄氏とみっこはんの二人であって(いよっ智将)、私はジャニーズの若い男たちが歌って踊る夢を見ながら吐き気を抱きしめていただけである(ああっ無能)。ジャニーズあいつら誰やってん。誰でもない、夢なのだから。

6時に起床、やっていこう。

JR尾道駅から海側へ入った雑居ビルの1階、「沙羅の木」という、インド哲学みたいな尾道ラーメン屋である。メニューは「こだわりラーメン(並)、ラーメン定食、こだわりラーメン(大盛)」の3種類のみで無駄がない。

店員は2人のみ、店内は狭いが朝尾野ラーをキメに来る人で絶えず客入りがある。これは忙しい。

おいしい。しょうゆがガッツリ効いている。うまいぞこれは。下手なパンやらコンビニ飯をするより遥かに良い。うまい。朝からでもスルスル食える。いいぞ。いい。

 

( ´ ¬`)良かった。※筆者は食レポに向いていません。

 

 

■千光寺を登る

「これからどうします」「夜の防蛾灯さえ見れれば後はなんでも」「島の中学校は飛ばしても良いのでは」「千光寺公園の”猫の小道”おもしろそう」「いきますか」、商店街から千光寺公園登山口に導かれる。登山ですよ登山。

実際、小さな山になっている。

2016年だかに一度、小唄氏と巡ったスポットだが、例によって記憶の大半が消し飛んでいる。外付けHDDに写真を入れたまま、古い箱はPCから切り離して箪笥に寝かせているので過去を振り返る機会がないのだ。薄い記憶をオーバーラップさせながら巡っていく。

途中の持光寺でトイレ休憩。序盤の細い小道がややこしく、民家の私道のような未舗装の道、畑のあぜ道、ダミー階段のようなものが次々に現れる。最初の入口を間違えたのではないかと焦るが何とかした。みっこはんが「花撮ってたら寺の住職にヒマ人呼ばわりされた」とブチギレ。夏ですから。猫を探すがいない。

歩いて良い道だったのか、住民の私道だったのかは不明だが、最後に案内板が出てきたのでまあ通っていいんだろう。

廃墟ばっかりなんすよ。廃社宅というのか廃市営住宅というのか、2階建て10室あるかないかの小ぶりな集合住宅が出てくる。ホラー映画のように雑草にまみれて封鎖されている。猫は1匹だけ現れた。猫の小道というのは、猫の足跡がコンクリートに刻まれた細い坂道がそれなのか。

あるいは、我々来訪者が猫のようにして細い道を散策し潜り抜けてくるようすを表した名称だったのかも知れない。

 

小道を抜けると視界が開けて、カーブのきいたコンクリ歩道と、大きな宿泊施設の裏に出る。唐突に桜の樹々と遊歩道・憩いの場を演出したミニ公園があり、木々と石垣で空気の流れが全くなく、真夏の灼熱で殺人的な無人地帯となっている。見ているだけで暑い。

握力を鍛えるハンドグリップの巨大オブジェが埋まっている。登山やクライミングと全く無縁の、屈強な地元民の生活道しかない山なのだが、何だこれは。嫌な予感がする。恋人の聖地をうたい文句にしていた気がする。

戸田祐介「航跡(海風の門)」という「しまなみ海道99彫刻コンクール大賞」受賞作である。ステンレスパイプに空や大地が写り込んで無限に様相が変化し、赤い部分は造船用鋼板なので眼下の尾道水道と調和を成す、とある。

残念ながら歩道を歩いているだけでは何のことやらわからない。が、回り込んでも桜の樹々が育ちすぎていて海も空もへったくれもない。昔の写真を見たら、樹が植えたばかりで尾道水道への視界が開けていた。今では握力を鍛えるアレの像に。暑い。

巨大な旅館の裏である。だが陰気だ。夏の暑さで死んだクマゼミのように静かで陰気である。全館停止している。後に、ここは「千光寺山荘」という旅館で、2023年5月15日に事業を停止、自己破産手続きに入ったと知った。コロナ禍が悪い。

 

全て登り坂である。暑い。食べたばかりのラーメン汁まで汗に使われていそうなぐらい汗が出る。先週の南アルプスより無駄に不快できつい。展望が開ける場所まで上がってくると、案の定「恋人の聖地 恋人の広場」の名が冠されていた。バブル崩壊後の安手の新興住宅街のようだ。

なぜ「恋人の聖地」的な場所では二人で錠前を掛けてロックするシステムなのだろうか。束縛の呪いを掛け合うという恐ろしいことを嬉々としてやるのは何故なのか。呪いがあって初めて人は人らしく幸せになると・・・?いや呪いと誓いは表裏一体なのか?暑いので辛くなってきました。しぬぞ。

千光寺公園直下にも、あやしいハートがある。意味の分からない日本語が刻まれている。「駅長恋会門とガイドさくらファミリーが尾道住吉花火を仲良く観覧」「長男・かもめ、長女・ひかりを授かり幸せな家庭を築いている」、全て平易な日本語で書かれているのに全く要領を得ない。みっこはんが本気で気持ち悪がり、「地元のヤンキーが家族付き合いで花火見に来て交際して結婚して子供産んだのをわざわざ金出してモニュメント立てたってこと???」などと憶測が飛び交う。

 

回答はこちら。hiroshima3.com

つまり「千光寺山ロープウェイ」の架空の猫キャラクターである「駅長・恋会門(こいえもん)」と「ガイド・さくら」とが存在し、それらが架空の交際、子作りをしたというストーリー仕立てになっていたのだった。ロープウェイと逆側から登ってきたため我々は文脈を共有しておらず、地元の小金持ちのDQNが最高速度で地元ノリをぶちかましたものと解釈したのだった。この誤読体験は大切にしたい。

暑い。

 

■千光寺公園~展望台

8:40、千光寺公園。たまに散歩者が通りがかるが基本的に無人である。暑い。

メタル烏帽子が立つ。伊藤祐嗣「対峙する風景」、1995年3月・尾道みなとライオンズクラブの設置である。パブリックアートで公共空間の空白を埋めようとする試みは嫌いではない。

 

この調子で千光寺の展望台に向かう。売店の並びにわけのわからぬ、風雨に曝されて色褪せまくったぬいぐるみや家財を散りばめ手書きの看板をやたらと立てた一角があり、自己主張の強い路上生活者が巣を張っているのかと緊張感が走ったが、猫のシェルターだった。失礼しました。何も言わないでおきます。

単眼の宇宙マントヒヒ。児玉康兵「千光湧水」、2003年2月、尾道ロータリークラブ創立50周年記念の彫刻である。名の通りちょろちょろと湧水が垂れている。

作品解説では、「尾道には古代の歴史の謎として、尾道三山にある浄土寺、西国寺、千光寺が向島の岩屋山に向けて建てられている」「これは鎮護安寧を願う大和朝廷の古代陰陽思想による景観デザインと考えられる」らしく、この彫刻も岩屋山を円筒部分から見えるよう連環させて作られたのだという。無重力で簡略化された宇宙マントヒヒです!(むきになっている)

 

9:00頃、千光寺展望台・売店。

「八畳岩」のほうは巨石が寝ている。昔は城があったらしい。猪避けの柵が張り巡らされている。暑いのでパスして展望台、千光寺への下山道へ向かう。売店でアイス食うんや。やっぱコーヒーでいい。あっ、ちいかわコラボグッズがある。こいつら。こいつら。

展望台が白いループ階段でおしゃれな構造物である。こんなもん昔なかったと思うんや。尾道が観光パワーを上げてきておる。

展望台の眼前にある街が「向島」、宿泊していた場所で、川のようなのが「尾道水道」、向島で切られた瀬戸内海の一部である。島と言うのか陸地の一部というのか。海と山の間の狭い平地に人間が密集して街を形成している。

 

■「文学のこみち」下山、千光寺本体へ

9時台になると客が増えてきた。みんなメイン登山道またはロープウェイから展望台に上がってきているらしい。じゃぁメイン道からおりるわ。「文学のこみち」という巨石の山道を下ります。

9:30、千光寺。超・巨石の麓に建てられた大師堂が厳かさを物語る。が、売っているグッズがなぜかやたらファンシーグッズ、キャラクターコラボ風で、どうも観光客に趣味嗜好を寄せ過ぎていて良いのがない。ガチめなのないんすか。尾道の精神の支柱・林芙美子先生の写真はガチみを感じた。

 

 

ワカタカスモトリ兄弟(ニンスレ訛り)の手形あたりまで来て、その先に下りる道がなく、おかしいなとなったので登り返し、往路で使った細道をまた下ることにした。勤勉である。お洒落飲食「プティアノン」の脇に黒猫がいて、この子は観光客に愛でられ慣れすぎていて、我々3名がカメラを向けても全く興味無さそうに明後日のほうを見ていた。尾道のアイドル(強者)である。あるいは明後日の方に何かが見えていたか。呪

 

帰路は、猫の小道アゲイン。やはりリアル猫は1匹ぐらいしかいない。暑すぎて廃屋に入ろうという気が微塵も起きない。暑くなくても入っちゃだめです。はい。

出入りできる切り込みのない土地に立つ小さな鳥居、ご自由にお立ち寄りくださいという自称ギャラリー、JR線路をくぐる歩行者トンネルが次々に現れる。この扉は海底を掘って犬島精練所美術館の暗闇回廊に繋がっているのだ(妄想)。

 

のどかわいたし疲れた。商店街しましょう。

 

( ´ - ` ) つづく。

 

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