【diary_新型コロナ】R2.4/25(土)~4/26(日)_おうち〇〇
「わたしたちは せかいをまもるため おうち〇〇しなければ いけないわ」
はい、
<4/25(土)>
家におる。
在宅。
ついこないだまで「遊んでないヤツは面白くない」「家にばかりいる人間は面白くない」みたいな、しょうみ、イエ派は非常に「低い」扱いだったですよ。なのが、一変して、「家にいない奴は感染源」「移動する感染源」になった。おい。
感染対策上はそう、それで正しい。だがしかし、何かこう、腑に落ちてないよ。わたしふにおちてないよ。言うたもん勝ちやろ。しょうみ、言う側にいちはやく回ったもん勝ちやろ。腑に落ちん。なんすか。
腑うっふうっ。
フー。
( ´ - ` ) フ。
「おうち〇〇」「ステイホーム」、これ確実に2020年・流行語大賞ノミネートするでしょうなあ。国民全体のライフスタイルを広く、官民ともに・自発的に(行政の呼びかけに呼応した形ではあるが)、変えた。生活や働き方を一変させたことを象徴する、画期的な言葉として、称えられることだろう。
おうち。
むかつく響きだ。優等生的さ、偽装された柔らかさの響き。対案は無いですが。直感的になんかこう、むかつく。なんだなんだ。なんなんだ。何んだ。「家」とか「イエ」とか「家庭」だとニュアンスがややこしい、それはわかるが。偽装のまろみで包んだ何かが腑におちない。まあいいです。諦めた。
朝は走る。急坂が多いので、皇居ランナーの3倍ぐらい効率よく鍛えられる。ぜーぜー。郊外には皇居はない、しかし坂道だけはやたらあるんじゃ。ええだろ。うらやましいだろう。くそっ。
( >_<) ぜえぜえっ
ぜえぜええっ
( >_<) おげえ。
あかん
バンダナ口元に巻いたらずり落ちてきて滅茶苦茶になる。
外して走り、遠目に人間が見えたら付け直すを繰り返して、疲れた。疲れたらTwitterをみる。脳をごまかせ。全ては、脳に起因する。脳だ。
「連休初日」「GW初日」タグが飛び込んできて、目を疑った。うそやん。うそや。来週何日平日ある思うてんねん。平日ある。あるぞ。キエーッ。グッググ。
疲れててもしょうがないので掃除と布団の日干しをします。
布団が倒れたりしました。もうだめだ。
念のため(なんの?)、職場のメールを確認するが、何も来ていない。
はい。
考えれば変な話だ。
在宅で仕事をするためのインフラ自体は10年前にほぼ出揃っていた。Skype、Gmail、その他ファイル共有・転送サービスが使えて、既に通信容量も静止画・動画ともかなりの送受信が可能になっていた。
人間を物理的に監視・管理することがホワイトカラーの「仕事」として保護され続けてきて、今その虚構が剥がれてきたのではとも思う。
一方で、通勤という名目で体を動かし、移動することの効能、有難みも実感している。電車内で立っているだけでいい運動。職場で自席と他部署と便所の往復をしているだけでも、いい運動。在宅は、やばい。これは成人病が加速する。SIXPAD・ステイホーム版、出たらみんな欲しがると思う。しかし製品化される頃には、また出社文化に回帰しているのだろうか。くそっ。
寝たり起きたりしていたら終わった。
◆4/25(土)国内感染者数:13,238人
<4/26(日)>
ローラがさわやかに髪をなびかせて、家でハイボールを作ろう的なことを言う。しぬ。いつかその広告の罠に真正面からはまる。
地元を走る。これは免罪符だ。
山中教授の動画を観ていたら「無症状者が、ジョギング中の呼吸でコロナウイルスを飛散させている可能性がある」ので「ジョギング中のマスク着用」を呼び掛けていた。「Buff(バフ)」というネックガード式のものが口元を覆って良いらしい。
だが、通販で4~5千円と高い。おい高いぞ。なので、簡易マスクを自作することにした。これは他の人がyoutubeで紹介していたもので、半袖シャツの袖部分を切り落とし、
・・・しょぼいパンツみたいになったが、この切れ目を耳にかけて口と鼻を覆う。本来は吸水性と速乾性に優れたマラソン参加時に贈呈されるランニング用シャツが良いのだが・・・ さて装着感はどうかな。
( >_<) 放送禁止の香りがする。
完全にアル中やないか。(※アルカイダを気取った中二病のこと)
想像以上にあかん。でもランニングに普通のマスク使うの勿体ないし、Buff買うの勿体ない(※筆者はSONY RX100M7が欲しいのでお金がありません)から、アル中で頑張ります。しかし見事に、なんか子供の頃に思い描いてた「大人」とは、随分違う生き物になったな。控え目に言ってもグロテスクだ。写真行為なぞに手を染めるからこんな変異体に・・・この末路のことをカルマと呼びます。うそです。
されど、軽くジョギングしておくと、「おうち〇〇してても体が衰えない」ということで、その、自分に言い訳ができるんだ。言い訳は自尊心の基礎ですから、重要すよ。皇居ランナーたち、あんたらもそうだろう?言い訳の達人なのさ、ヘイ。
しかしやはり、超だるくしんどくなって、昼前から全く動けなす。最近このパターンが多い。とにかく怠い。なんかおかしい、回路切断に近いというか、こう
はい だめ。
昼から寝落ち。意識がなくなる手前に撮ったらしい。
土日祝日・在宅時は、だいたい15時頃から心身が終わって、観念し、17~18時まで布団ロスト。なんか想像を超えた怠さがあって、本当に何もできない。誰か呪いをかけてませんか? かんにんしてや。
さようなら地球さん、私は夢の世界へ帰ります。よよよ。
枕元に中平卓馬とエゴン・シーレって死相が浮かびすぎててよくないですね。あかん場所へ行ってまう。たぶんティルマンスが引き戻してくれます。
最近の夢がどんどん意味不明で、知らん人がばんばん出てくる。今日は、金持ち私立高校ぽい白い制服を着た金髪の綺麗なイギリス人男子と、金髪の日本人女子の高校生2人組に「なんか僕、LINEに偽のアカウント作られてるんですけど、ドウシタライイ?」と相談される夢。いや私LINEの社員ちゃうし。「公式に通報したらいいんじゃないかな」と回答。あともう2人女子がいたが色々忘れた。君らと面識ないんだが。
写真の奥底と夢とは繋がっているのかどうか。
夕方からは、FF7リメイクのプレイ動画を観て元気を取り戻していくです。
立体・前後左右のディテールをきっちり書き込まれた怪人、怪物、神羅の兵器を、ティファが超人的なスピードで殴り続け、バレットが殺人的な弾幕で撃ちまくっていく。尋常じゃないスピード感の動きを見ていると、何か感動めいたものがこみあげてくる。FF10、FF13、FFDD、いずれも同じ「プレステ」ながら、「FF7」初代からは、別世界と呼べるほどに飛躍的に進化し、素晴らしかった。だが、たぶんユーザーの、そしてスクウェアの思い描いた「FF」の理想形・究極系ではなかった。
20数年かけてやっと辿り着いた境地がここにあるのだ・・・ このゲーム世界の感性は誇るべきものだ。私も大事にしていこう。怪物は、救いだ。
コロナの動向も特にないかなと油断してたら、ナイナイ岡村がラジオでいらんこと言うたらしく、綺麗に炎上。あっという間に言及ツイが10万件。
旧時代のマスメディア、芸能界の「ノリ」=価値体系を顕現させた言動が、今、徹底的に批判されている。いい傾向だと思う。社会が変わろうとする時には、必ず暴力的なまでの批判と攻撃を伴う。10年前には公務員や行政なるもの、そして「福祉」も、「既得権益」として、破壊の目標にされた。仕向けたのはもちろん維新その他だが、動機は民の内にあった。維新はそれに火をつけ、炎の矛先を明確にした。だがエネルギー自体は、民の内に貯えられるものだ。それが負であれ正であれ。
今、維新的なものの反動が沸き上がっている。平成の芸能界ノリも10年後に復権するだろうか? ありえると思う。ただしテレビではなく別の媒体で、別の文脈にスライドした形で引用され、暴力性を薄め、新しい「衝撃」へと読み替えられて。その時「女性」が、また消費物と化しているのか、どうか。
◆4/26(日)国内感染者数:(発表待ち)
完。