新型コロナ療養記録、日々の症状がどうなっていったか編。
まあ言うほど何もないです。のどがいたいとか、痰が出るとか、だるいとかです。まじでだるい。グエー。
いやもうなんで罹ったのかわからんけども、罹ってしまったら観念するしかないのが病気というやつです。自分の身体が別のものに侵襲されて乗っ取られるといいますか。免疫という概念を再認識します。
症状とか使った薬はこちらにまとめし。
ここでは時間経過での症状や過ごし方を記録しゃす。ちゃんと記録とってないのでその間に観たDVDやアマプラ類の時系列は適当です。
◆発症前
年末年始の紅白歌合戦、渋谷のカウントダウンなどはキャッキャしていて、実に祭りという感じで羨ましい。東京だけが特別な気がする。だがTVがいつも通り「街はお祭り騒ぎで危険です」「大量の若者が繰り出していて危険です」(=私達"TV"と共にあるあなたがた”優良な家庭”は安全で理知的で文化的です)という露骨なメッセージを繰り返す。怒りで血圧が上がる。ギャー。
都市開発のたびに「にぎわい」とか呪文のように繰り返すくせに、いざ人が集まってワーワーすると「危険」「混乱」と騒ぐので、要は飼い慣らされた羊、組織の言うことを従順にきく優等生――「文句を言わない顧客」だけが欲しいのだと分かる。元旦から私の腹は煮えている。滅びろ。ギャアアア。
( ´ - ` )ノ
◆発症当日(1日目)
未明から寒すぎて眠れない。ガタガタガタガタする。うちの家は家屋の機能を持っておらんのか??? おい家屋狂ってんのか??? いや違う。くるってんのは家屋ではなく私の方だ。
滅びたのは私。ガタガタガタガタ。
寒い。だが体の中は熱い。なんだこれは。寒い。目の奥がおかしい。
あっ。これはインフルに違いない。なんだこのだるさは。
( ´ - ` ) だが私はインフルの予防接種を済ませておる。こんなものは余裕なのだ。バカめウイルスの考えることは浅はかでいかんな。ははは。
◆2日目
ロシュの新型コロナ検査キットで即、結果出た。陽性。
(´・_・`) はい終了。あーあー
終日きつい。夜から朝にかけて、1時間おきに目が覚める。熱い。だるい。
壊れたように鼻水が出続ける。何をがんばって鼻水作ってるのか。なに?白血球さんもしかして戦ってるんですか??
寒気寒気寒気。
朝は咽喉に違和感 ⇒夕方めちゃくちゃ痛い、トローチ投入。
これら全部インフルの典型的な症状である。だが発熱は38℃が上限で、それ以上の悪化がない。ますます「ワクチンでガードした時のインフル症状」と同じである。
スクワットで鋭気を養うの図。毎日60回 × 朝晩2セットやっておけば脚力と体幹がしっかりするから弱らないんや。ファッ。スクワットしてれば死なへんのや。ファッ。
症状が強いので、風邪薬、咳止めシロップ、麻黄湯、ビタミンB、浅田飴、トローチをフル投入して対処法でいく。市販薬バイキング状態。特に風邪薬(新ルルAゴールドDX)がてきめん効く。本当にコロナかなあこれ。インフルっぽいんだがなあ(未練がましい)
◆3日目
咽喉の痛み、鼻水、痰、咳が洒落にならない。夜寝てたら1時間おきに目が覚める。ゲボッゲ4ボッゲホゲホグブッ。ゴアアアッ。あかん状態異常がきついぞ。
咽喉の痛みが厳しいのでトローチで緩和させてから飯をくう。もう鼻水地獄。私は何を食ってるんだ。
咽喉の痛みがすごい、何もしてなくても痛い。抑え込める薬がトローチと咳止めシロップしかない。
だがWebで読んだ他の方のコロナ感染療養記では、「咽喉がいたい」「しかしのど飴を舐めようにも、唾液を飲み込むと激痛が走るからそれすら困難」という、私よりもっと酷い状況が語られて 私の症状はやはり相当に軽度である。なんだかんだで物が食えておる。軽い。コロナ最下級、最軽症。はい。
本棚の直下にソファに置いて寝転んでぐるんぐるんする。本を読む気力は一切ありません。だめ。出来るのは寝転がってスマホでYouTube、ゲーム実況を聴くのみ。もう画面見てない。音聴いてるねん。グウェエ。
薬を並べてすぐ手に取れるようにスタンバっている。トローチは本棚に置くなどしていた。出来るだけ動きを最小限にするのだ。いたいねん。アイス、アイスで咽喉を潤す。
◆4日目
味が混ざってわけがわからん。
①味覚が狂って苦み増加 ②トローチ連打 ③浅田飴連打 ④たん
この4要素が混ざり合って何が本来の味覚かわからん。
特に②と③、溶けた後のトローチと飴が痰に絡まって、ケミカルな風味を咽喉の奥で醸し出している(ように感じる)。痰自体が病によってへんな味になっている可能性もある。わからん。
眠りはやはり1時間~1.5時間おきに中断、浅い眠りで、汗をバカスカかき、夢が止まらない。鼻水と痰が止まらない。
ビタミン錠剤を摂っても摂っても尿がすぐ透明になる。つまりビタミンを大量に使っているか破壊されている。なにこれどうなってんの。これが後の口内炎発生に繋がる。
しかし体温が平熱、36℃台。おおすごい、どうなってんの。
⇒風邪薬が効いていただけかも? 切れると37℃台に戻る。
風邪薬はすごい。これがあると5~6時間は熱、だるさ、鼻水、痰が止まる。万能薬ではありませんか。切れると鼻水・痰が再開し、咽喉を刺激して痛みも再開。ヒイー。周辺の不快な症状がウザすぎる。
手持ちのトローチ残弾がやばいので、ドラッグストアに調達にいく。歩いていたら全身に汗。シャツもずぶずぶ。気温は高くないのになんでや。
◆5日目
薬が切れると咽喉の痛み地獄。とにかく鼻水・痰・のど痛・咳がやばい。トローチと咳止めシロップと風邪薬が効いている間は平和なので、切らしてはいけない。トローチ。トローチ。私はトローチ。
ア”ー。
だが全身のだるさ、熱っぽい倦怠感はめちゃくちゃ楽になった。風邪薬の効果か? いや、コロナの症状が次のフェーズに移ったようだ。なんやら忙しいなあもう。これはワクチンのガード効果によって発熱(高熱)・倦怠感を回避しているためだと思われます。
風邪薬が切れると鼻水・痰が満ち溢れる。もうあかん萎える。
性欲とか様々な欲求がスイッチオフになりますからね。文字通り萎える。
TV見てメモ的に写メ撮ったりする気力はある。
美術の時間をします。
戦時・有事の最中にも、美術を解するこころをわすれてはいけませんね。
逆を言うと、人間は戦争やりながら美術を愛することが出来る。
これは人類の本質的な宿題です。がんばりましょう。
チーン(壺を鳴らす音)
◆6日目
ガンダム特集です。令和5年はガンダム強化年にします。理性は要らない。ガンダムをやる。スターウォーズ、マーベルはその後にやります。山がでかい。
10数年前に買っていた初代ガンダム、Zガンダム、ZZガンダムのDVDボックスが役立つ時が来た。ずっと放置してたけどこれを見ていれば療養できる。もう何も考えられないし何もできないからコンテンツ摂取し続けるしかないんすよ。だめなんすよ。思考や創造なんてのは健常者の特権だ。私にあるのはへし折れた感覚器と壊れた鼻・咽喉だけだ。ゲボッゲボッグエッ。
初代ガンダムはすごい。絵柄も音楽も大昔のアニメで、生まれる前の世界観なので体質的には全く合わないはずなのに、食い入って観てしまう。どのキャラも理不尽すぎる世界の中で、よりよい状況への解決に向かって、個人の意思というより世界の状況に自分を当てはめながら必死で生きている。戦時実存主義と言うのかなんというか。セカイ系と真逆にある。世界の圧と状況が個人を完全に圧倒しているのだ。うへーすごい。主要キャラもポッと出の雑魚キャラも、等しく生き死にを懸けて生存している。生命の儚さ・強さが全キャラ等価なのだ。すごい。
敵方のボスキャラもまた、超人でも何でもなく、一個の人間に過ぎないので、マシンが大破すれば死ぬし、撃たれたら死ぬ。悪そう・強そうに描かれてはいるが、背後から撃たれれば全てを失うのだ。いつ誰が命を落とすか本当に分からない戦争状態がしっかり描かれているため、嘘がなくてハマります。『Zガンダム』も同じ。
だが『ZZ』になるとそこが完全にOVA文化、自己模倣のパロディ化するので、戦闘や生き死にが表象化する。なので同じガンダム歴史線上にあるのに、急に別の世界線にスイッチしてしまうから、もうなんか見てられない。
しかし初代ガンダム(アニメ放映1979年)から『Z』(1985年)は、たった6年で絵柄が劇的に変化し、マシンや都市の描画がシャープかつ精緻になっただけでなく、女性キャラが一気に現代化した。この変化が凄まじい。近代から現代へ一気に階段を上がった感じがする。
初代ガンダムの女性は美女とも何とも形容しがたい、アクの強さがすごい。なんなんだ強いぞ。
『Z』『ZZ』の女性キャラは、バブル期の実際の女性、アイドルを反映し、艶めかしさが極端に高まった。すごい。唇の描画に命を懸けている。すごい。しかも強化人間で記憶めちゃくちゃになりながら精神崩壊し最後は死ぬ。すごい。
こういう劇薬みたいなのを摂取してないとだるくてやってられません。
アマプラを積極的に漁って、映画とアニメで卍固めをする。もとをとるんや。年間4900円のもとをとるんや。
映画『アルベール・カミュ』(2010)、作家カミュの生涯を女性の側面から描く。妻、愛人(取り替え)、母親、の3者の間を移ろうカミュ。主に妻泣かせて愛人とくっつきつつ、取り替えつつ、母親大事にします、最後は妻も察して「あんたの好きにしていいから」と愛人の元へ走り、車の事故で死ぬ。マジでこいつなんやねんな。体調が悪くなりそうな映画。
映画『セザンヌと過ごした時間』(2017)、これは印象派画家のポール・セザンヌと作家エミール・ゾラの2人について、幼少期に芽生えた友情を踏まえ、その後も続く良好な?友情関係、その裏にある昔の女を巡っての微妙な確執、そしてゾラが自作でセザンヌをモデルにした売れずに死ぬ画家を巡っての決定的な衝突、和解することなく終わる2人、が描かれる。
最新の研究では小説が出た後も、二人の書簡は別の要因で減っただけで、絶交したわけではないと判明しましたが、そのへんは反映されてません。
印象派画家仲間の間でも、人が不快になることしか言わないので嫌われていたというセザンヌ、本作でも一カ所明確にその逸話を反映したシーンがあり、安心しました。わりとまともで健全でゾラと仲良しシーンが続くんで心配してましたが、食事中に「メデューズ号の筏を手に入れたら毎朝キンタマしゃぶれるぜ」という名言をいただきました。ありがとうございました。
発熱に伴うだるさとは別のレイヤーのだるさがある。気力のスイッチが壊れている。感覚・センサーが濡れ雑巾で塞がれていて、なんか時空間の距離感が掴めなくなっている感じがする。おかしい。このへんはインフルとは違う。機能がバグってる。
ふとんがおともだちです。ぐえ。
◆7日目
症状は劇的に緩和された。夜間覚醒も1回に減った。のど痛、鼻水、痰が激減し、寝てて溺れるような苦しみが薬なしでも減った。
36.5℃。楽になったが、口内炎が出現。めちゃくちゃ痛い。なんでそんなことをする。やめろ。
インフルなら全症状が漸減し、消えていって、ただただ快方に向かっていくのだが、コロナはおかしい。全体的には症状が消えてはいるが、部分的にしつこく残っている。ワクチン打って、発症から1週間も経過しているのに症状が残っているのは非常にしつこい。さすがに風邪薬までは使わなくてよくなったが、しつこい。
ガンダム観まくり、合間に口直しで朝倉未来プロデュース「BreakingDown」予選、挑戦者が必死で荒ぶって自己PRしてる様を見る。仲間から「やばい」と聞いていたのだがなるほどやばい。売れるためには何でもしないといけない。みんなえらい。
年末に話題になった『坂谷一郎のミッドナイトパラダイス』も確認できた。1980~1985年に放映されていた深夜番組だがTV局に資料が残ってないので一般応募で映像提供を募ったことで再放送が実現した、という設定のミステリー・ホラーもの。まあ面白い企画でした。前情報なしで、偶然に深夜番組で遭遇したかった。
寝ます。
◆8日目
もうだんだん曜日の感覚がなくなってきて、自分が何やってるかよくわかりません。
咽喉の痛みはかなり減った。鼻水も減ってきた。痰、せきがまだ終わらない。ゲホりすぎて腹筋が壊れている。このあたりからコロナの「しつこさ」が際立ってくる。治りそうでいつまでも治らんのよ。そして口内炎オプションがひどい。
更に、だるい。熱のだるさと異なるだるさ。頭が全く動かない。長期間休んでいるからなのか、そういう症状なのか全然分からないが、いつもの土日でなんとかブログを書いてきたことを思うと異常である。受け身で動画摂取するしかない。
成田悠輔のYouTube「高齢者は集団自決を」発言騒動、これはがっかりでした。露出がすごく高まってきていて、名前だけよく見るようになっていたが、ええ、、、。話をちゃんと聴いたことはなかったが、改めてチャンネルなど見てみたら、どうもこう業績・名声ブチ上げが目につくし、堀江某あたりが「天才」と持ち上げてる時点でまずい。
『ゴッホ 真実の手紙』『ファイトクラブ』『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』などを観る。
『ナショナルギャラリー 英国の至宝』は、美術館の学芸員が解説したり美術館運営の裏側を見せてくれる。絵画の基本的な構成や描き方、展示の見せ方について参考になる。ただ3時間あるので眩暈がする。
映画や小説は時間の尺をもって物語を語るが、絵画は一枚・一瞬のうちに物語を語るのだ、というくだりが一番良かったですね。そのため、線を描くにも全て意図があるのだと。聖人が殺されている悲劇の後ろで日常を繰り返している庶民(木こり)は、悲劇をより駆り立てるものであると。
『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』は、モダニズム建築家として歴史に名を残すあのコルビュジエが、終始、女性蔑視・女性搾取のオンパレードで、よくまあこんなイヤでやらしい男性像を演技で体現できたなと唸りました。
あと『水星の魔女』と『まどマギ』を混ぜながら観るなどして、現代日本文学におけるい犠牲と狂気について学ぶ。90年代のエヴァと2011年の震災で確実に日本は変わったんや。
水星の魔女はリアルタイムで追っておく価値がある。これは熱い。アマプラ入ってて良かったと今回初めて実感できた。素晴らしい作品。第12話の最後の最後でやってくれました。わああ。
◆9日目
なんかだるいのが鬱陶しい。鬱陶しくてだるい。なんやねんなもう。
うっとおしくて暴れているの図。だんだん精神が発狂しつつある。PCとトイレを往復するだけの肉になりつつあり、発狂が忍び寄ってきている。今は平成何年だ。令和なのか。令和何年だ。うおお。
本を開く。過去の本はマジで「ヨーゼフ・ボイスはすごい人、社会改良、社会彫刻」という論旨しか書いてない。戦闘機乗ってたけど撃墜されてタタール人にフェルト塗ったくられて助けられてそれが作品に~とか嘘やろ、というツッコミは一切なく、ボイスの虚言を真理として丁重に扱っていて、どこまで本気で読んだらいいのか分からん。最新の論考が読みたい。元気になってきたな私。
寒い。家が寒い。部屋のレイアウトが悪いせいでエアコンの暖気が机の脚元に来ない。ミニ電気ストーブで足元を温めるが、冷気の方が強く、下肢がひたすら冷えている。今月の電気代が心配。
『Zガンダム』に出てくる女性はみんな怖い。過剰なんすよ。暴れる野性をトゲトゲさせながら軍隊という社会にフィットして行動をとる。何かこうニュータイプが圧倒されてるんよな。最後は死んだ女たちがニュータイプを後押ししてくれるけど、死んでなくて生きてる女たちはむしろ80年代にはタフすぎてニュータイプめいた人たちを無視するか消費して食い潰す存在になっていただろうから、まあ幻想なんよな。戦争してる有事世界っていう前提・状況が幻想を「人類の目指すべき希望」としての重みを与える。その辺を『ZZ』では総パロディ化して全部フラットにひっくり返すのだ。わたし元気になってきてる気がする。
◆10日目
在宅療養の最終日。咽喉の痛みがほぼ無くなった。わあい。
鼻水と痰と咳が残った。しつこい。
今年は年賀状を出さなかったが、送ってくれる人が多く、当然備えがないのでコンビニに買いに行かざるを得ない。だが3が日を過ぎたコンビニでは、イラストなし無地のインクジェット年賀状は売り切れ、補充もされておらず、3軒ぐらい回っても全滅。変なイラストつきの年賀状しか残ってない。
スパイファミリーは早くも叩き売りに入ってました。アーニャの顔面に値札ついてて笑った。
でも買うのは水星の魔女な。
チップスなので袋を残せなくて残念。エアリアルには死んだ人間=実の娘が入ってるとすると、主人公スレッタはガンド・フォーマットそのものから構成された亜人なのか?
おい首相、増税すんなや。ガス代電気代上がってんねん。ぜったい増税すんなや。実家のガス代が倍になって4万ウン千円請求がきたと慌ててはったんや。しょみんがしにますよ。がんばれない日本人。
お詣りをして色々含めて「我をパワーアップさせよ」「我に力を与えよ」と繰り返します。うおお。現状ぜんぶ裏目にしか出ていない気がする。ゲホッゲホッ。くそっ世界は私を疎外する。
歩いたらめちゃくちゃ汗をかいた。だるい。
あと、療養で内臓の働きが弱ってるのか、おつうじがよくない。
それで、硬くなったのを出すのに、りきむ。
すると、昨年手術した後の、お門の腫れてる部分(謎になんか変なものが残っている)(医者は時間経過で自然に治ると言っていたが1年以上経っても変わってない)が、マジ腫れする。痛む。やばい。
( ´ ¬`) ロキソニンを頼ります。
ちくしょうコロナ関係ないやないか。
咳といいだるさ残存といい、口内炎といい、お門の腫れ・痛みといい、コロナ本体の発熱症状より周辺のいらんことで煩わされることが多すぎる。実にめんどくさい。私という人格が煩わされておる。くそ。負のスパイラルからたすけてくれ。
◆11日目(職場復帰)
底冷えのひどい家の中に閉じこもっているより職場のほうがいい。
年末年始からずっと家にいたせいで、曜日も月も、年の区切りもないまま平板な「時」が流れてしまって、「自分」を失ったのだろうと思う。家に居続ける方がきつい。優良な社会の歯車として矯正・教育・製造されたパーツである私は、その工場的なシステムの枠組みを確認できないと、自己を失ってしまうのだ。しぬまでフリーランスになれない体質であることが判明した。組織労働者なんや。泣ける。
人と喋ったり活動すると、咽喉を刺激するので、咳が止まらなくなる。これは参った。咳をするとどえらく体力を使う。異様な力が掛かって頭が熱くなる。しまいにしんどくなる。しかし咳止めシロップを使うのはやりすぎに思える。いや素直に飲んだほうがいいのか。わからん。浅田飴を職場に置いておくべきだった。咳をし続けるだけの人間。
業務中ずっと頭がふらふらしていた。発熱前の変な感じが残存している感じ。マジでしつこい。どうなってんのこれ。
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以上である。
とにかくコロナはしつこい。フェーズが変わるだけで完治がない。
これワクチン打ってなかったら洒落になってなかったと思う。10日で治るわけがない。最軽症で済んでてこのめんどくささなのに、39℃の発熱が続いたら肺、気管支、脳その他に何が起きたか分かったもんじゃない。暇で健康ならワクチン打っといた方がいいです。例えるなら、自分の会社が超しつこいヤカラに絡まれた時に、自力オンリーで対処するか、契約してる施設警備員に対応してもらえるか、そういうイメージです。対応のコスパがだんちで違う。
あと、療養中にさんざんアマプラで映画やアニメを見てきましたが、本当に集中できないし、ローテンション、長い尺の映画は全くちゃんと観れない。何なら途中で飛ばすし切る。名作と聞いていた『メルー』、その他ドキュメンタリーなども途中で切った。『水星の魔女』クラスの超クオリティでないと、かったるくて観てられない。やはり人間は映画館に行くべきなのです。でないと映画は見れない。見てない。
また館活を再開すべきですね。
レポ以上です。メモが散逸してて時系列はめちゃくちゃですがだいたい症状はこんな感じです。みなさんお気を付けください。ぷう。